映画の正木を追って〜原作読了からの思い〜
今日2022年12月17日、11月3日から始まった「夏の砂の上」の幕が降りた!!
本当に良かったーーー!!!
私は松本には行けないからと、圭くんのもうひとつの話題作、いや、主演ちゃうけどガッツリ爪痕残して心を離さない正木!!!の、「月の満ち欠け」を観てきたよー!!!
追い正木だよーー!!
うっきゃーーー!!
初回は原作を読まずに観たら正木にやられて、1R TKO負け!!
ヤバすぎな圭くん!!
この笑みからの振り幅よ!!!!!
で、それから原作読んだのよ。
暴言吐いたわよwww
私らしいとnoteだと褒めていただいたわよwww
で、今日。
原作読んでから久しぶりに観た正木は、もう不憫で不憫で泣きそうになるくらい不憫。
ずっと泣いてた方いたけど、正木に対してじゃないよね?wピュアだね?!
私は正木のために泣けるよ!きっと!多分w
私が2回目観に行く前に、「田中圭 怖い」などなど、タナカーにとっては褒め言葉がならんでいたらしく、公式さんまであのヒリヒリする2人のシーンをアップしてくれて。
今もう9.8万回。
インスタ19.8万回。
この回数、正木がタナカー以外にも届いてる証拠で嬉しい!!実際めめ担の方が正木だけのツイをしてくれたし!!!
そんなこんなで、同じ場面だけど、そりゃ埋め込むっしょwww
前回見逃したうぉぉぉぉぉい!案件のモバカレンダーなタキシードも(一瞬見逃しかけたけどねw)、白髪も観てきた!!
で、話題を呼んでる圭くんの正木を今日観てきたわけよ。
それよりもーー。
やっぱりこの上に埋め込んだシーンよね!!
またいいとこで切ってくるからぁーーー!!
いや、その前にさわやかな登場も触れとこ!
どっちやねん!!!www
いやー。ちょっとX脚的な後ろ姿にもキュンとするよね!
この姿で瑠璃目当てって分かるほど通ったんだよね。映画の正木は。
そしてデートにこぎつけてさ。瑠璃のいる場所を作ってあげるって。
あっまーーーーい!!(ハンバーグ師匠w)
本の正木は瑠璃が病休の日に(サボりかね)一応メロンの箱持って押しかけて(だいもんみちこ連想しちゃったw)、「僕がきみを外へ連れ出してやる」ってまぁ、一方的に言って「僕なら、瑠璃さんを救い出せると思う」「僕と一緒に外に出てみないか」となる。
もうさ、なんで本の正木はこんな扱いにされてるのーー?!
そりゃ脚本家頭悩ますって。
だから映画の正木のこのシーンは甘々になってて良き。
そこからのー子供できないってシーンもいいよね。
共通するのはタバコだけど。
私は基本タバコ嫌いだけど、タバコが効いてるよね!このシーンもあの再生回数伸ばしまくってるシーンも。
そんな話題のシーン。
もう絶品!!!
何度もみたくなる!!!
中毒状態!!!
あ、119は大丈夫です!
アラスカよりもどこよりも冷たい空気感。
あ、アラスカ…優子ちゃん(泣)
って情緒!!w
もとい。
もうさ、このシーン、氷の世界よ!!!
アナ雪もびっくりよ!!!
ヒリヒリするお芝居合戦!!!
関ヶ原より正木家の方が凄いわよ!!
関ヶ原の戦い知らんけどw
今思い出してもゾクゾクする!
ためがある天を仰いでタバコを吸う正木。
でもってまた、飲んでたウイスキーがあと少しってとこもいいのよね!!!
空になった氷だけのグラスを傾けながら瑠璃の話を聞く正木。
氷の空気感漂う部屋に氷の音が響いて。
たっぷり間をとってからの、動き出す前に含んだ氷を吐き出すとこも好き!!!
これ、最初そうなのかな?って思ってたらそう書いてる方がいてリプしてそうだってことになったくらい細かい表現よね!圭くんの役の生き方がパない!!!
そして、何言ってんだって語ってるかのような背中がまたもう、中毒起こすわ!!!
「君を手放す選択肢は僕にはありませんよ」
って、また丁寧語で氷足しながら言うから!!!
寒い!!!冷たい!!!怖い!!!
でも癖になる!!!!
そして投げつけるグラス!!!
その後のソファーのひじかけにうつ伏せにもたれてだらんと伸ばす手。
この姿が、2回目の今回は切なくて。
なんでこうなるんだ?
なんで自分の愛は通じないんだ?
って言ってる気がして泣く。
正木はさー、映画にもあるけど、あの子供ができなくて焦るとこ。
映画の方はマイルドに濁らせてて。
確かに勝手だよ。でもさ、勝手なんだけど、こうと思ったらその通りに進んできた人生だったからこそなんだよね、って思わせる説得力が圭くんにはあるんだよね。
それに対して本は金曜日が営みの日とか書かれててさ。
正木とことん嫌な奴にしてて。
でもさ、これ、このまま圭くんが演じたらと思うとやっぱりヒリヒリするんじゃないかと思っちゃう。
あのシーンの連続でしょ!!それはそれで観たいのよね。
にしても、改変されてる瑠璃の死。
正木が追い詰めて瑠璃が轢かれる姿を見てしまったら、そりゃトラウマ抱えちゃうよ。
正木、不器用なのよ。
喜怒哀楽の怒しか感情出さないんだもん。この時だけ丁寧語じゃないしさ。
最初に出会った頃のほんわかした正木どこいった?なのよ!!!
100人抱えてた会社つぶして瑠璃が聴いてた音楽を聴くほど、潤んだ目で瑠璃の手帳見るほど瑠璃のこと愛してたのに、それ、伝える術を持ち合われてないんだもの。
なのにその手帳にはご丁寧に正木の出張中日に「いちご煮」とか書いてあるしさ!!
瑠璃ーーーー!!
ってなるわ!
朝帰りの瑠璃、このいちご煮の缶を持って微笑むのを目撃する正木、そりゃ、感情爆発するわ!怒髪天!!!
だって、帰ってきたら瑠璃いないじゃん?
んで、朝帰りしたかと思ったら変な缶詰見て微笑むじゃん?
そんなの見たら両ポケットに手を突っ込んで激おこプンプン丸な正木になっちゃうって。
閉じられた扉もドンドン叩いちゃうって。
痛い思いしてるの正木なんだから!!
身も心も。後で手痛てー、ってなってるから!!
とまぁね、本の正木があまりに不憫だったから、その思いを引き連れて鑑賞したから、映画の正木も本当に可哀想に思えて。
だって、やっぱり小山内家に生まれた乗っ取り瑠璃にでくわしたときに、誰よりも早く正木瑠璃って信じて疑わなかったし、だからこそビックリした顔するし。
この顔もまた絶品よね!!!
眉間にシワよってさ!
信じられない、でも、あれは瑠璃に違いない!いやでもそんなことあるか?!って顔でさ。
きっと、小山内家で乗っ取り瑠璃に会ってこの疑問は解消されて確信になったんだろうね。
あのよそよそしさから。
自分で認めといて、お母さん逃げて、って勝手だな。
でさ、校門で待ち伏せしてさ。
ずっと分からないって。瑠璃が逃げた理由が(だっけか?うぉぉぉぉい!w)
いや、とにかくずーーーーーーっと分からずにそれに縛られてたのよ、この映画の正木は!!!
そしてやっと見つけだしたのよ!
正木瑠璃って認められたら、そりゃ追うわ!
正木とカーチェースして乗っ取り瑠璃は死ぬんだけど、これさ、トラック運転手も可哀想よ!!
だって、あんな急カーブで転回してきたら事故避けられないもん!
なんかの罪になるとか、不幸しかない!!
んで、映画にはないけど、あの後本の通りなら、あれは正木瑠璃なんだ!だから追いかけたんだ!って正木警察に吠えそうじゃん?
ブレーキ痕ないしさ!なんならスピード速めてるし!殺人罪で起訴される案件じゃない?
そしたら本同様拘置所行くやん。
で、死ぬん???
いやーー、可哀想すぎる!!!
正木の人生狂わせすぎだわ、瑠璃。
ってか、映画はここまでにしてくれて逆にありがとう言いたくなるわ!
やっぱり脚本家さん、あなたが直木賞です!!
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