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最近気になる『一段落』

タナカーな私。
『夏の砂の上』も『月の満ち欠け』も観に行った。
そうしたら偶然どちらにも出てきたこの言葉。

本当の読みは『いちだんらく』。

実は私もずっと『ひとだんらく』だと思っていた。
数年前に辞めた上司が発した『いちだんらく』という言葉に、え?と思って調べたらこっちが正しい読みだと初めて知った。
それからは意識して使うようになった。

だって世の中『ひとだんらく』の読みに溢れてるんだもの。

今回観た舞台も映画もそうだった。
舞台を初めて観た日、あ、って思ったら戯曲からして『ひとだんらく』だった。
映画でも普通に使われてた。

言葉は時代に合わせて変化していく。
誤用が当たり前になることもある。

失笑も確信犯も破天荒も、そう。

だからいずれこの言葉もそうなる気もする。
だけど今はまだその狭間な気がして、なんか誤用を聞くとムズムズしちゃう。

ってごちゃごちゃ言う私は、最近慣用句とことわざを間違えたんだけどね。
日本語って難しいね。

そういえば、前は『変な話』っていう枕詞のような言葉が気になったっけ。
聞いてみるとぜんぜん普通の話なの。
最近聞かなくなったけど、誰も彼もが『変な話』ほにゃららって言ってたなー。

何がどうして『変な話』が流行ったんだろ?
流行っては廃れるのは芸能人だけではなく、こういう日本語もなんだね。
だから誤用が当たり前にもなるんだろうね。

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