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ウェディングプランナーとの出逢い

note 2日目・・・ 
今日はウェディングプランナーという仕事に出逢った時のことを。

前回の投稿で書いたように 実家への帰郷を決めた私は
これから何をしていこうかなと思っていました。
ずっとやりたいと思っていたマスコミ関係の仕事にあっという間に挫折をして・・これといった仕事が思いつかない・・
そんな時にまた天の声(笑)こんなの家の近くで募集してたわよ
母が私に渡してきたのは新聞の折込の求人広告。
近所にあった結婚式場でウェディングプランナーを募集してるよと。
面白そうじゃない?と。
私も それじゃあなんとなく受けてみようかなぁ・・・と
面接を受けてみることに。

本社が東京だったこともあり 
外回りの営業の途中に面接に行ってみることになりました・・
(なんたることかと思いますが笑)
初めて入った結婚式場。小さな頃におじさんの結婚式に行ったことはあったものの
物心ついてからは初めて。
その式場はその当時は珍しかったハウスウェディングというスタイルで
海外の一軒家のような造り。入った時にときめいたのを覚えています。
入ったら シュッとした黒スーツを着た女性に迎えられて中に入ると・・
いる人みんな黒スーツ・・・50人以上はいたかなぁ・・
何の下調べもせずにフラッと行った私は 唯一上下白スーツ(笑)
めちゃくちゃ場違いでした。
合同説明会&面接・・ということで 
まずは先ほど案内してくれた素敵な女性の説明のあと、映像を見せられて・・
それが私のハートにドストライクな映像(またまた笑)
当時その会社で作成していたミニテレビ番組があって(今は放映してません)
「結婚式のキセキ」という映像でした。
ずっと歩けなかったおばあちゃんが 立ち上がってダンスをする・・
ずっと仲違いしていた兄弟が 久しぶりの言葉を交わして以前の兄弟に戻れた・・
作り話のようなストーリーだけど それが全部実話。
そんなキセキが結婚式には溢れているし 生まれる。
そのお手伝いを私たちはしているんです。

堕ちました・・私ズドンと。この仕事したい 

でもそんな風に思っていても 私は今就業中・・取引先から緊急連絡・・
すぐに出なくてはいけませんでした・・
面接も受けられずに すみませんと出ていこうとする白スーツの私に
あの綺麗な社員の方が 夜は空いていますか?2部のほうにまた参加しませんか?
と声をかけてくれました。

行きます!!ぜひ!!
そう言葉を交わして まずは仕事へダッシュ!!

その日の夜 改めてその会場に行き 無事に面接へ
あっけなく面接は終わり帰ろうとすると あなたはこちらへと2階へ案内されて。
2次面接へ進み 待ち構えていた人事部長のおじさまは 全然堅苦しくなくて
「あなた目茶色いねー アジアの血でも入ってるのかい なんだか魅力的だねー」
なんていう関係ない話をしながら 
でもその人の話に魅了されて ますますここで仕事をしたいなぁと思ったのを
覚えています。
それがウェディングプランナーという仕事に出逢った初めての日でした。

最近なんでウェディングプランナーになったんですか?
と聞かれることがよくあるのですが・・・
こんな感じで 最初からなりたくてなったわけではなく・・・
なんとなく手にした折込広告から この会社に出逢い
なんとなく惹き寄せられて・・
でも仕事を始めてからあっという間に夢中になっていったというのが本心。

当初やりたかったマスコミの仕事というのとも通ずるものがあるのかも。
企画→取材→媒体に乗せて沢山の人に伝える そんなところが。

ウェディングプランナーは
新郎新婦から沢山のことを聞いて 
その聞いたこと、ふたりの想いを形にして 
大切なゲストの方達に伝えて時間を共有する
そしてそこにいた皆の心に残るような一日を創る。

二度とその日は訪れないから 失敗は許されないけど
その日に立ち会った時にはなんともいえない感動でいっぱいの気持ちになる
この気持ちがあったからこそ ずっと辞められなかったんだろうな。

この面接から約1週間・・・合格の電話を受けることになりました。
すごく沢山の受験者さんがいたから難しいと思っていたんですが
ご縁があって ウェディングプランナーとしての道が拓かれました。

ここから約15年・・・この仕事に携わることになるとは・・
今日はまずはここまで・・

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