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中国茶 砂糖

砂糖を入れる習慣はティタイムから

中国茶に直接砂糖を入れる事はあまりありません、お茶に砂糖を入れるのはイギリスのティータイムから来ているのご存知でしょうか?

産業革命時に農業から工業へ 本来農耕時には家と職場が近く 夕食も早かったのですが、工業化が進むと都市化が進み 多くの人は通勤するようになりました。

朝食が8時 昼食は12時 晩ご飯が19時ではどうしても昼から晩までの時間が空きすぎて効率が落ちるためにティータイムが出来たと言われています。

労働者間では紅茶にビスケットを浸してお腹を満たす習慣が生まれ 上流階級ではお茶とクッキーを会話のつまみに また、疲れをとり・頭を回転させるために当時贅沢品であった砂糖をお茶にいれたのがお茶を甘くした始まりだそうです。

日本や中国ではお茶に砂糖は入れない理由

かたや中国茶や日本茶はお茶は養生の意味合いが強くお茶は苦いものという前提があったために、お茶を甘くする習慣は根付きませんでした。

それにアジア圏で昔は砂糖は高級品だったからですね。

缶飲料やペットボトルは砂糖入り

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日本ではあまり見かけなくなりましたが、中国や台湾その周辺のアジア圏でペットボトルの茶を買うと思わず甘かったことがありませんか? 基本的にアジアではお茶は無料の習慣がついてしまい せっかくお金を払うペットボトルや缶飲料には砂糖を入れて甘くしないと売れないのではないかと思われたのかもしれません。

サントリーさんの烏龍茶は画期的だった

日本では1990年代に入りペットボトルや缶飲料で砂糖を不使用の飲料の走りがサントリーさんの烏龍茶である。

これは当初お酒を割るために砂糖不使用で瓶入りで販売されました。これって有償で買うのに甘くないとか本当に画期的だったんです。 今では考えられませんが・・・

中国茶にも甘いものがある

中国茶を入れる際に砂糖は使いませんが、中国茶が甘くないかと言うと中国紅茶や甜茶・羅漢果などを使用したお茶などもございますし。

お茶にも果物と同じように高糖度のお茶もございますが 砂糖は使いません。


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