見出し画像

オープンクエスチョンで思うこと

会社のマネジメント研修の一環で
オープンクエスチョン
クローズドクエスチョン
を随分前に教わった


「今の職場についてどう思いますか?」

相手の答えに制限を設けず
自由回答形式の質問方法を
オープンクエスチョンと呼び


「今の職場は好きですか?」

相手の回答を制限し
Yes Noの二者択一
もしくは
選択肢を幾つか準備して
その中から選択してもらう様な質問方法を
クローズドクエスチョンと呼ぶ

説明を受けて
2名1組になって練習開始
何回か練習し、お互いFBをして終了

この時
内心何かモヤモヤ感が残っていた
何だろう?


時は経ち
部下が同じ研修を受けて来たので

「どうだった?」
と聞いた事でその正体が分かった

「今まで担当者に対して
オープンクエスチョンって全く使った事がなかったので、
本当に難しくて……
これから練習して質問してみる様にします」

素直にスキルを習得したいという気持ちは
素晴らしいし、大切だ

「なるほど、ところで人に興味あるの?
担当者を知りたい
分かりたい気持ちはあるの?」(私)

「............そうですよね、そこですよね」


あっ、これだったのか

研修ではスキルは教えてくれるけど
本当の目的に触れることは少ない

相手と話す際に大切なのは
「先ず相手を理解しようとする気持ち」

それ無くして
オープンクエスチョンを
使いこなすことなど不可能だ

質問を通じて
部下を理解し
自発性の成長を促進していく

これが
マネジメントにおける本質なのだから

逆説的に
本質に基づき研修を進めて行けば
オープンクエスチョンも
自然と出来るようになるんじゃないかな
とも思ったり

まぁ、これは研修を行う側の課題として……


習ったことの本質を意識してみよう!

質問力は自らを鍛え
良い質問は部下を育てる

自分がされて嬉しいことを相手にする
ということも心に留めておくといいよ

enjoy 地球♪

相手を理解しようとする気持ちが
とても大切

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?