できて当たり前?
今日、知人と立ち話をしていた時の会話。
「今年から看護師として病院勤めてるんだけどさ、そんなことできて当たり前だってとこ話すから、すごいねって言いたくないし、言わないんだよねー」と知人。
えー、いいじゃん。
すごいじゃん。
あたしゃ、子どもの話なら、なんでもよくわからないからこそ、「すごいね、すごいね!」って言ってる。だって、自分にはできないことだから。
でも、ここでふと思い出した記憶があった。
それは、子どもが今よりずーっとずーっと小さい幼児だった頃、「できて当たり前」って思ってたことがあった。
小さい子どもはよく「見て見て!」と、できて当たり前のことを親に見せてくる。
え?それ、できて当たり前だよねって。
だから、あー、すごいね、すごいねって言いながら、できて当たり前なんだけどなって思ってる自分がいたなと。
今思うと、すごい失礼な親だなと思う。
これ、褒めて育てることと一緒ですよね。
子どもの成長のひとつを「すごいね!」って思うか、「できて当たり前」と思うかで、子どもに対する見方は変わります。
「すごいね」って言われることで子どもはどんどん自信を持っていくでしょう。
やっぱり、子どもは誉めて育てていきたいですね。
でも、子どもが大きくなると不思議なもので、わたしは子どもがわたしの知らないところでいろいろ経験を積んで大人になっていく姿を心の底から「すごいね」って言っています。
他人や当の本人にしたらすごいことはしてないのかもしれないけど、親の私は尊敬してます。
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