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ママはあなたの味方だよ

これはわたしかが子どもの頃に
母親に言ってほしかった言葉。

「お母さんはいつもあなたの味方だよ」

うちの母は子どもの頃、じゅうぶんな愛を
与えてくれたのは真実だ。

仕事をしながら精一杯育ててくれた。
わたしのしあわせをいちばんに考えてくれていた。

でも、受け取る子どもは案外別なことを
親に求めていることってあるよね。

うちの母はどちらかというと
私の言ってることに対して

「でもさ、お母さんは~だと思うよ」

という事が多かった。

この「でもさ、」と会話の流れを打ち消す
言葉が母から出た瞬間、
会話を続ける意欲が薄れてしまう。

なぜか?

「もうこれ以上お母さんに
わたしの気持ちはわかってもらえない」
と思うから。

そう、気持ちをわかってほしかった。

「そんなことを考えてたんだね。
わかったよ」って受け止めてもらえたら、

そして、できたら、できたらでいいから

「お母さんはいつもあなたの味方だよ」

って言ってほしかった。

自分が子育てをしていると
ちょいちょい顔を覗かせる幼少期の自分。

子どもの頃の傷が自分の子育てに悪影響を
もたらすこともあるけど

わたしはこの幼少期の想いがあったからこそ、
どんなことがあっても我が子の
味方でいようと決めることができたんだ。

だってお母さんが味方でいてくれたら
自分だったら相当心つよいから。

学校中の子どもたちが見放しても
先生に見放されても
世界中から見放されたとしても
友だちが離れていったとしても
お母さんだけはわたしの味方でいてくれる。

そんな母親になりたいと思った。

それを子どもが求めていたかどうかなんて
わからないし、わからなくていいと
思っている。

子育ては自己満でいいのだ。

自分が後悔なくできたら
それが正解の子育て。

でね、子どもの味方になろうと決めて
実行していたら
自分に変化が起こった。

子どもの味方になっていたら
いつの間にか、自分が自分の味方に
なっていた。

つまり、わたしにはお母さんからの
「いつもあなたの味方だよ」という
言葉が必要ではなくなっていたんだ。

愛がほしい、ほしいと言っている
受け取る側の子どもから
愛を与える側になっていた。

愛はもらおうとするのをやめれば、
勝手に自分から溢れ出す

愛でもお金でもなんでももらうことばかり
考えているひとが
与えるひとにはなれないというのは
こういう仕組みだったんだと

これは子育てをしたらこそ、
気づけたこと。

子育てってめんどくさいし、
楽しいことばっかじゃなくて
嫌なことも普通に起こるけど

子育て、すげぇ!って
普通に思っている。

だから、子育てしているママに

ねえねえ、子育てって凄いから
子育てって子ども育てているけど
それ絶対自分に返ってくるから!
悪いことで返ってくるんじゃないよ、
めっちゃ複利ですげぇの来るから!

ってことをいつも伝えたいと
思っている。

自分が愛を持っているって思えない。
子育てしていると
ほんとうに自分って愛がないなって
思うことがうんざりするほどあるけど

いやいや、標準装備で
めっちゃ愛もってまっせって
いうことが思い出せるから。

あなたにもありませんか?
お母さんから言われたかった言葉。
それがあなたの愛を思い出せる
キーワードになるかもしれません。


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