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女の人生は時間がかかってあたりまえ

「女の人生は時間がかかってあたりまえ、
だからはじめるのに遅すぎることはない」

これは吉野さやかさんがサイン本に書いてくれた
わたしへのメッセージだ。

たくさんのファンがいる人気者で実業家の彼女が
わたしのことを知る由もないのに
まるでそばでずっと見ていてくれたかのような
タイムリーすぎるメッセージを見た瞬間、
身体中にイナズマが走った。

なんでこんなにわかるんだろう。ほんと凄いな。

でも、このメッセージはわたしだけのもの
ではなく、世の中の多くの女性に向けての
メッセージようにわたしは感じたんだ。


「起業したい」
「自分でやってみたい」

それを思っていたのは
15年前に公務員を辞めからのこと。
あれから15年も経ったんだ。

女性はライフイベントによって
人生の流れが変わる。

それは男と違って妊娠、出産があるからだ。
女にとって大きなイベントだ。

人生の大イベントを機に女性は
今の働き方でいいのか?と働き方を見直す
ことになる。

働き方をセーブするひともいれば、
子どものいる生活はお金がかかるから
もっと働かなきゃと
仕事量を増やしたり、あたらしく仕事を
はじめるひともいる。

ここら辺がめんどくさくて
結婚や出産を望まない女性も増えていみたいよね。
それもわかる。

わたしは仕事よりも子育てを選んだひと。

だって、
せっかく子どもを生んだんだから
子どもの成長をみたいなと思ったし、
子どもと同じ空間で
子どもと一緒にいろんなことを体感
したかった。

子どもと同じ景色を見て
同じ感動を味わいたかった。

感動だけじゃないね。

うれしい気持ち、
悔しかった気持ち、
悲しかった気持ち、

それは本当のノンフィクションドラマなんだ。

なんでそう思うようになったのか?
理由はただひとつ。

子どもはあっという間に成長するから。

今日1歳の彼を見れるのは今日だけ。
来年の2歳の時には1歳の彼は見れない
のだから。

中学生になったら
ランドセルを担いでる彼を見れないから。

うちは息子2人が野球してたからね、
ついうっかり高校生まで見届けちゃった。

にしても、今の時代、高校の体育祭も
親が喜んで見に行くね。
わたしが高校生の頃は親なんか来なかったわ。

今年の春のニュースは会社の入社式に
親が見に行ける会社さんがあるそうで。
それもどうかと思うが・・・

わたしが子ども!子ども!
今が大事なんて言っているとね、
「子どもなしでは生きてはいけない」という
依存的な母親になりそうって思われるかもだけど
そうではなくてね。

わたしの場合は
「今、この瞬間の子育てを楽しもうよ!」
っていうお誘いなわけです。

子どもがあまり好きじゃなくて
子どもの行事はあまり興味がないひとも
いるけど、それは好みの問題だから
わたしのように思ったらいいよという
ことを言いたいのではなく

わたしは「イマココのこの瞬間の子育て」を
したかったんだ。

そりゃ言われたことありますよ。

「子どもが野球やめたら何すんの?」

そしたら好きなことするよねって思っていたけど

ようやく自由の身になって
羽ばたける時がきた更年期突入(笑)。f

いよいよ女の最終ステージきましたね。

子育ての発信がしたかったんだから
会社員で雇われながら発信できたよねって
思うけど、わたしは不器用だから
両立が難しかった。

でも、それよりなにより

子育てを完了させたかったんだ。

例えるなら、
お風呂のカビ取りしたいと思っていて、
それが忙しくて「いつかやろう」と
思っている状態って気持ちが悪い。

でも「いつか」を終わらせたとき
すっごく気持ちがいい。
あ~、これこれ、これがやりたかったの。
これが完了だ。

わたし、子育て、完了まで長かったな。
でも、完了したんだ。

完了は成功ではない。

そして子育ての完了時期だって
自分が決めるから
それもひとそれぞれのさじ加減。

子育てもなんでもかんでも
正解はなくて、
自分が正解だと思ったことが正解。

だから自分が毎日楽しく生きることが
平和な家庭であり
居心地のいい家庭であり
それが平和な世界を創っている。

女はね、時間がかかっていんだよ。
だってそれが女なんだから。

そう自分に許可した時
気持ちが晴れやかになったら
それが自分の正解なんだ。

自分がほしいものを諦めることなく
全部手に入れられたらいいよね。

世の中には「怒らない育児」というものがあるようですが、それって菩薩アピールだと思うのです。怒られることを選んでいる子どもに、菩薩アピールは必要ありません。子どもは褒めて愛情をかけないと満たされた状態にならない、と考えるなら、それは親自身が、存在しているだけで自分は愛されているという感覚がわからないからです。何かをやってあげないと子どもは愛されていると感じない、というのは、子どもをバカにしていると思うのです。世間一般でいわれる「いい子育て」ができないと、自分のせいで子どもを不幸にしてしまったと思いがちですが、子どもがどんな呪縛にかかるかは、子どもに任せてしまっていいのです。生まれたときに定められている宝の地図、そこにある才能を発見する旅を邪魔委してはいけません。

女の法則 吉野さやか著  ~怒られたい子には怒ってあげる~

子育ての悩みってね、子どもが自分の思い通りに
ならない時や自分が思い描いた成長になっていない
時に生じるんだよね。

でもね、子どもも生まれる前に
今世ではこの親からこれを体験するって決めて
生まれて地球に来ているんだ。

子育ては頑張っても頑張らなくても
勝手に育っていくよ。

だからわたしは自分がやりたい子育てを
選んだ。

子ども為じゃない。

子どもの為に
自分がしあわせになる選択をしよう。







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