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あなたをしあわせにする為に生まれてきた

わたしの母は節約家だったんですね。

戦後の貧しい時代に生まれ、中学を出て
親元を離れて働き、相当苦労したのだと
思います。

「うちにはお金がない」とよく言って
いました。

なので
我が家は相当貧乏なんだとわたしは
思い込んでいました。

「おもちゃ、ほしい」が言えないんです。

お友達の家に行くと
まあ、おもちゃがたくさんある、ある。

うらやましくて
こっそり持ち帰って
後でバレて大変なことになった
こともあります。

服は姉のお下がりは当たり前ですが
洋裁を生業としていた母が
作ってくれた服を着ていました。

お友達はキャラクターの服を着ていたり
していたので、

今振り返ると母の手作りの服なんて
なんて豊かなんだろうと思うのですが

当時はお金がないから服も買えないんだと
幼心のわたしは思っていました。

母は家の為に一生懸命働き、
子どもたちにご飯を食べさせるために
子どもたちの将来の学費を稼ぐために
自分のことに一切お金を使いませんでした。

父も同じく、母に給料袋を全部渡すので
自分の為にお金を使わない夫婦だった
のです。

父は忘れましたが

母はとにかく洋服を買わないんですね。

自分で作るか
誰かからもらうか

母が服を買っているのを
わたしは見たことがありません。

父と母が一生懸命働いたおかげで
特に不自由なく成長していった
のですが

わたしにはしっかり
貧乏根性が染みついてしまいました、、

「あなたにとって無駄遣いだと思う使い方は
どういう使い方ですか?」という問いに

「自分が喜ぶためだけにお金を使う
のは無駄遣いだと思います」と答える女性が
多いというのを本で読んだことがあります。

まさに、これ、わたしのことでした。

わたしがお金を使えなかったのは
自分が喜ぶ為だけにお金を使うことは
無駄遣いだと思っていたからなのかー!

ということです。

それは母を見て育ったから。

母が悪いと言いたいわけでは
ありません。

それをまんまと真実だと
思い込んじゃったな、わたし!
っていことです。

だから、息子たちが貧乏ッちい
ことを言っていると

あ~、わたしだなって
思っちゃいますよねぇぇぇぇ。
💦💦

子育てって我慢が付きもの!っていう
イメージって強くないですか?

母親って
子どもの為と
それはそれは自然と自己犠牲を
してしまうので

自己犠牲していることにすら
気づいていないお母さんたちも
世の中に多いはず。

子どもの為に自己犠牲して
何でも我慢と頑張って・・

それって
子どもから見たら
しあわせなお母さんに見えるのかな?

当時のわたしが
このことに気づいていたら

お母さんに好きな服を買ってほしかった。
お母さんに好きな服を着てほしかった。

お母さんがステキな服を着て
ルンルンしてたらうれしいな~

って思うんですよね。

これは本当の話なんですが
(嘘の話をnoteに書いたことは
ありませんが笑)

わたしがまだ小さい頃
漠然と「お母さんをしあわせに
するために生まれてきた」って
誰から教えてもらうこともなく
思っていたんです。

生まれる前の記憶ってやつですね。

でも、なかなかしあわせにすること
がわからなくなって

結局、お母さんがいいと思っている
ことをコンプリートしてあげることが
お母さんに喜んでもらえる方法と
すり替わっていってしまったんですね。

公務員は母の夢でした。
そしてその母の夢は母の父の夢の
願望でした。

だからね

子どもはお母さんにしあわせに
なってもらいたいんです。

あなたをしあわせにするために
この地上にやってきたのですから。


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