見出し画像

さいきん思うこと。タコとか日常とか。

こんばんわ。おつかれさまです。

沖縄に移住してから、一か月ちょっと過ぎました。

先月は引っ越しの片付けや、諸々の手続きなどで、バタバタなうえに、東京と大阪の仲の良い女友達が「心配だからさ~様子を見にきてあげたよ!」と?笑 新居にさっそく遊びに来てくれて、しばらく賑やかにしていたりして、

また、ありがたいことに、さっそく東京と大阪と沖縄からいくつかお仕事の案件もいただいて、毎日いろんなことがあり、あっという間に過ぎた。

しかし、まだ旅人の感覚というか、撮影取材がずっと続いているようで、落ち着いてはいなく、「日常」とか「暮らし」とは言い難い日々だけど、それはそれで、毎日が新鮮で愉しいです。

先月に、まだ暑かったから、近くの浅瀬の浜で泳いでいたら、(顔が日に焼けるのがいやなので)シュノーケリングマスクつけて浮かんでいたせいか、トコトコと近づいてきたおじさんに「あんたタコ探しているね?」「いや、タコは・・。」「タコ探すんだったらよ、もっとあっちがいいはずよ!?」「いや、タコは・・捕れたらいいな。」というような、なんかしらの、ほのぼのとした出来事が毎日起こる。

あたしは、(そうは見えないらしいけど)わりと心が晴れてない時の方が多いひとなのだけど、最近は外に雨が降っていても、内の心が晴れている時が多い。今のところは。いつか大荒れするかもだけど?笑

いろいろと覚悟はして来たけれど、いま思うことは、

 ずっと、この美しい景色の中にいたい。そのためには、しっかりとこれから現実の、この社会の地獄も見据えて受け止めていこう。そして、そこから表現していこうと思う。
たとえ、どこかにしばらく行ったとしても、(たぶん行くけど)いつか、ここに帰ってこよう。と、海を眺めながら思っている今日この頃です。

今帰仁から大阪に移住したうちの母方のおばあちゃんは、私が生まれる前にわりと若くして大阪で亡くなったのだけど、死ぬ間際まで、「やんばるに帰りたい。やんばるに帰りたい。」と、病床でなんども言っていたそうな。

先日にやんばる(沖縄本島の北部)の方にも、なんどか行っていたのだけど、おばあちゃんが夢にまでみた景色は、この森、この花、この海、この集落だ。おばあちゃん、孫娘が代わりに帰ってきたよ。と、心で語りかけてた。
(ちなみにうちのおじいちゃんは大往生のうえに、ひとりでも、ちょくちょく沖縄に帰っていたらしく、最後まで大阪でそれなりに満足していたそうな。)

                             つづく


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?