見出し画像

ひゃくまでやるよ

じゅうに(4月4日)

車の免許証の更新に出かけた。

1に並んだ後に、6の列に並んだら、ここじゃないと言われた。

それもそのはず、進む順番が決まっていた。

1で、暗証番号を設定する。
2で、お金を払う。
3で、視力検査をする。
4で、申請内容の確認をする。
5は、とばして、
6で、写真を撮る。
7で、講習を受ける。

講習のコースは、30分。1時間。2時間。3時間。といろいろあり、過去5年間の過ごし方で、講習時間が決められている。

何より、平日だというのに、免許証の即日発行を目指した方々が集まったため、どの番号もすごく並んでいた。

私は、待ち時間、キョロキョロしながら、周りにいる人を眺めていた。
学生さん。
スーツの方。
小学生を連れた親子連れ。
年配の方。

一つの番号で、6箇所ぐらい窓口があり、並んでいる順番が、ころころ変わるのが楽しかった。

一人で、困っている時に、学生さんとおぼしき迷彩柄のシャツの方が、どうやら同じ順番を進んでいるようだと察した私は、迷彩〜、迷彩〜、と彼を探しながら、列に並んだ。

お陰で、免許証更新という任務を終えた。

免許証の受け取りでは、個人情報の漏洩を防ぐために、番号で呼ばれた。

1の方。
お誕生日が、1日、11日、21日、31日の方。
という具合に。

最近、お誕生日で、呼ばれることなんてなかったから、なんだかソワソワした。

こうやって、運転免許証の更新を無事に済ませたと思っても、5年後に、また、全部忘れて、おんなじことをするんだろうなと思った。

時々、こうやって、家庭でもなく、職場でもない場所に足を運ぶことは、日常とは違った空気を感じるのに、いいなと思った!

写真は、免許証の更新の話題とは全く関係のない、最近、ハマっているカンボジア語の本。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?