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スポーツパートナーシップにおける 「社員のみんなとスタジアム観戦する価値」

マネーフォワードは横浜F・マリノス、アビスパ福岡、北海道コンサドーレ札幌とパートナー契約を結んでいます。それぞれのクラブに担当者がいて、毎試合社内メンバーと一緒に観戦しているのですが、「社員のみんなと観戦すること」にどんな価値があるのか。横浜F・マリノス担当者の自分が、感じていること・考えていることをまとめてみました!

スタジアムで体験する非日常感

スタジアムのワクワク感はテーマパークのようだな、と思っています。スタジアムまでの道のり、着いた瞬間の賑わい、広場で開催されるイベント、来場する前から何を食べようかと悩むキッチンカー、新しく発売されたグッズ....。来場者のテンションが上がるような仕掛けやイベントがいろいろと用意されています。

ファン・サポーターのみなさんが朝からスタジアムに向かい、スタジアムグルメを楽しんだり、ゲートフラッグを作ったり、お気に入りの選手のユニフォームで写真を撮ったり。思い思いに観戦前の時間を楽しんでいるのも素敵ですよね。

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海外はもちろん国内旅行も行きづらく、イベントもオンライン、社員みんなで集まることもなかなか難しい...という昨今。コロナ禍のガイドラインが守られていて屋外で楽しめるスタジアムは、機会が減ってしまった"非日常のワクワク"を感じられる貴重な場所なのではないかと思います。

喜怒哀楽の感情の共有

みんなで勝利を願って手に汗握って応援し、喜びをわかちあえるのは純粋に楽しい!日常生活でこんなに高揚することってなかなかないですよね。

試合後の帰り道はずっとどのシーンが良かったか、どの選手が気になったみたいな話題で盛り上がります。余談ですが、同じくパートナーシップを担当している石戸さんと「今日のエモポイント(個人的にグっときたポイント)」を分かち合うのが恒例になっていて、「エウベル選手が自分で打たずにラストパスを出した」とか「水沼選手が諦めるなって声出してた」みたいな感動を報告しあっています笑。

(毎試合お互いのエモポイントをわかちあう)

負けてしまった試合も、ひとりだとしょんぼりしてしまうけれど、みんなとアイスを食べながら「でもみんな諦めてなかったよね」「絶対に切り替えてくれるよね」みたいなことを話しているうちに、前向きな気持ちになっていきます。

嬉しいだけじゃなくて、悔しかったり悲しかったり、いろんな感情のアップダウンをみんなで体験するのも、絆が深まるという意味でけっこう重要なことなんじゃないかなと感じています。

これらを一緒に体験することで生まれるもの

スタジアムには来場制限がかかっていて、大人数での観戦は難しいのですが、毎試合10人程度の社員と一緒に観戦しています。一年近く「リモートワーク」「週イチ出社」が続いている中で、オフラインでみんなに会えるというだけでもすごく貴重な機会になっています。

毎日出社していたときと比較すると、特に新卒や新入社員のみなさんにとって、部署以外のメンバーと関わる機会や、仕事以外の人間関係をつくる機会がぐっと少なくなっています。オンラインミーティングでは業務の会話に終始してしまいがちで、雑談や偶発的なコミュニケーションが生まれづらいという声もよく聞きます。

そんな中で社内からこんな嬉しい声もいただきました!

みんなで歓喜したり、悔しがったり、爆笑したり、共感したり、感動したりする。そんな「体験の共有」は会社のメンバーとのリアルな思い出になり、その小さな思い出のひとつひとつが会社への愛着を作っていくのではないかなと思っています。実際にサッカー観戦メンバーは、業務で関わったことがなくても、今まで話したことがなくても、上司部下や先輩後輩という関係でも、すごく仲良くなっているなぁと感じます。

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(特に新卒のみんなを連れてのスタジアムツアーは大好評でした)

ファミリーであることが自社の誇りにつながる

毎試合、観戦後にみんなで記念撮影を行っています。その様子をツイートしているのですが、クラブやサポーターのみなさんは「楽しんでくれて嬉しい」「マリノスを好きになってくれて嬉しい」と歓迎してくださいます。

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また、社員の発信にもさまざまなリアクションをしてくれるので、スタジアムに来たことがない社員たちも「マリノスのファン、熱いね!」と好感を持ってくれます。

サポーター視点の「マネフォのいいところ」も色々教えてくださるので、自分たちも知らなかった長所や、当たり前になっていて気付かなかった長所を知れるのも大きなポイントです。ひとつひとつの声を聞いて、自分たちのことを客観的に見ることができたり、誇りに感じることができるのは、社員のエンゲージメントにもつながると思っています。

私たちがスポンサードしたきっかけは、アタッキングフットボールやマリノスファミリーという「横浜F・マリノスの世界観や価値観への共感」です。試合中のプレーはもちろん、ピッチ内外での選手の言動のひとつひとつ、クラブの方やファン・サポーターのみなさんのマインドに「自分たちが大事にしている価値観と同じなんだ!」と感じるポイントがたくさんあります。そのポイントに触れるたびに、「素敵なファミリーだね」とさらなる共感が生まれるんですよね。

そうなると、ますますマリノスファミリーに愛着が生まれて「こんな素敵なクラブのパートナーである自分の会社」も誇らしくなる。そんなポジティブサイクルが生まれているんじゃないかなと思っています!

さいごに

スタジアム観戦は、「試合」だけじゃないその前後や周辺にあるいろんなことを体験しに行ってるし、それをみんなと共有しあえることに価値があると思っています。社員同士の体験や感情の共有はもちろんですが、クラブやマリサポのみなさんとも共有できているのも、パートナーシップの新しいかたちなのかなと感じています。

色々な発信をしたり、サポーターとパートナーの距離が近づいたり、その様子を見て「マリノスのスポンサー楽しそう」と思う企業があらわれる可能性もあるかもしれません。マリノスのパートナーシップが盛り上がり、"パートナーシップの価値"自体をもっと前に進めることができたら素敵ですよね。

中断期間が終わって再開したら、またスタジアムでファン・サポーターのみなさんと一緒に応援したいと思っているので、どうぞよろしくお願いします!横浜F・マリノスをもっともっと前へ!!


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