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宗教と信じること

子供のころにどの国にも宗教があり、神様がいるんだな。と思ったことがあります。

実家は浄土真宗大谷派のお寺の門下で、地元の八幡神社の氏子です。

私は何かの宗教に入っているかと聞かれると仏教徒ですと答えます。
また、日本の神道はアニミズム的で、日本古来のオリジナルの宗教であり、それも身に染みこんでいます。とも言います。

どの国にも神様がいて、多くの人、、きっと小さいころから色々な宗教的価値観を受けいれています。

私の場合は火の神さん、山の神さん、竜神さん、水の神さん。。実家が田舎なので家の敷地の中、地域の至るところに神さんがいらして、悪いことをすると、「お天道さんが見てござる。」「罰が当たる」と罪悪感を持つように植え付けられてもいます。

宗教も万能でなく、光があれば闇もあり、組織としての宗教は多くの問題もあり、仲たがいを起こしたり分裂したりもします。いや、もっと言うと戦争さえします。

それによって、”きれいごと’”ではないことにがっかりして、その宗教を離れる人も多いでしょう。でも、そういうことって少なくとも思春期を過ぎたあと、あるいは大人になってから、社会に関わることが多くなってから、いろいろな視点をもってから、になると思います。

小さな時は、親の言う通りだったり、お寺のお坊さんの説教をきいたりで、いろいろな価値観を刷り込まれていきます。よく『三つ子の魂百まで』といいますが、子供の頃に刷り込まれた価値観はなかなか強烈に持ち続けます。

私の住むオーストラリアではもう10年ほど前からカソリックスクールの先生に性的虐待を受け、その後自殺したなど、多くのレポートが上がり始めました。告白は40年前の出来事などもありました。今まではアンダーグラウンドにあった事実が徐々に公にされ始めたら、叩けば出る埃のように出るわ出るわ、被害者の数、といった感じでした。
2019年には最高位の枢機卿が昔の児童への性的暴行で有罪判決を受けました。でも、自分の子供がそんな目に合っていても、その宗教を離れることをできない親さんのドキュメンタリーを見たこともあります。

信じる=思い込む
一旦思い込むとなかなかその思い込みを外すことはできません。

この信じる心は、本当に強いのです。
なので、パワーストーンであろうが、念仏であろうが、ふわふわスピであろうが、信じる者は救われるのです。このお守りさえあれば大丈夫とか、そう思い込めば本当に大丈夫なんですね。(そのように見えます)それは脳の働きのRASのおかげで、思い込んだとおりに 自分の視覚、聴覚、体感覚で現実に感じます。ほかのものは見えてこないからです。脳がキャッチしないのです。

宗教がどの国にもあって、それぞれの信者を救っているのはある意味、事実ということになります。真意はどうでもいい、、のかもしれません。
潜在意識に刷り込まれている思い込む力です。

反対に自分の潜在意識に四六時中、自分はダメだ!と刷り込んだらどうなるでしょう~!!??恐ろしいですね。やめましょうね。でも、もうやっちゃってる人、いますね?何を隠そう、(隠してないけど)私がそうでした。

刷り込んでしまったことに気が付いたら、刷り込み変更しなくてはなりません。そんな時、有効なのがアファメーション。
自分がうまくいっていることが腑に落ちる、元気になる。そんな言葉を探してぴったりくる言葉で自分に刷り込み直してみてください。
毎日、言い聞かせてみてください。

そして、それでも、上手くいかない時は、そんな私も私だから。。と一旦できない自分もダメな自分も受け入れてみる。自己を受容する。そんなところから始めてみてください。
自分を信じる力を授かるかもしれません。

それ、自信教って名付けようかな。。(笑)







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