2024夏、今だから見たい映画　#17

就活３か月が過ぎましたが
いまだ、光が見えません。

しかし

このｎｏｔｅを読んでいると
同年代、同じ境遇の人が案外多くいたりして
ドーパミンやセロトニンが湧いてきます🔥🐳

といっても
書類落ちの連絡ばかり見ていたら
どんどんメンタルが弱っていくので

前回の花火大会同様
気分転換しながら
落ち込まない生活ができるよう
日々、工夫をしています。

そこで、今回は
日ごろのｎｏｔｅや皆様への感謝を込めて
「夏の連続投稿チャレンジ」テーマに集中！
「#夏に観たい映画」の話をしていくことにします。

ただし、「観たい映画」というよりも
２０２４夏、だからオススメ！というのがポイントです。

▼▼▼
邦画「藁の楯（わらのたて）」

事件前に観ていて
ｎｏｔｅに書こうと準備していたら
どんどん時間が過ぎていくなーと思っていた中で
飛び込んできた、トランプ前大統領の事件。

（ここでは、熱い社会的思想や考察は省略）

この映画は「ＳＰ」が主役なので
今騒がれている「ＳＰ」（日本だけど）のことを知れるし

松嶋菜々子の新キャラ感も新鮮だったし

そして何より
日本中がこの事件に注目して翻弄される様子がリアル！
（ちょっとしたパニック状態）
とにかく展開が早くて、ラストまであっという間でした。

「藁の楯（わらのたて）」

ネタバレはせず
（タイトル検索すると、無料でも観れるチャンネルありましたｗ）
一度でも観てみたいと思ってもらえるよう
紹介していくつもりです☺️

＊＊＊＊＊＊＊＊＊
孫娘を殺された蜷川（山崎努）という大富豪が
犯人・清丸（藤原竜也）を10億円の懸賞クビにして
日本国民全員を懸賞ハンターにして
展開していくというのが大枠なストーリー。

この「清丸」という男が
どんな状況であっても最悪な「クズ」っぷりで
幼女たちを手掛けたことに、１ミリの罪悪感もない男。

その理不尽なＳＰを任されたのが
銘苅（大沢たかお）と白岩（松嶋菜々子）。

そして
警視庁から、奥村（岸谷五朗）と神箸（永山絢斗）
福岡県警から関谷（伊武雅刀）
トータル５人で
北九州から東京まで護送せよというミッションを
命懸けで実行していくわけです。

しかし、マスコミ報道によって
この懸賞金獲得活動が
どんどんエスカレートしていきます。

さすがに10億円ともなれば
一般国民はもとより
公職者すら尋常じゃなくなってしまう
シーンを繰り返し観ていると
（なるほど！そうくるか！という展開も面白い）

誰もが、いま表に見せているキャラクターは
偽りで、本音を隠して生きているのかもと気付かされたり

加えて
藤原竜也が演じる「清丸」の人でなしっぷりが
余計に、自分を見失うきっかけになりそうだったりして
常に「自分だったら？」と置き換えながら見てしまい
若干疲労気味にもなりました。

それにしても
大沢たかおが演じる、主人公「銘苅」がすごい。

誰もが次々豹変したり化けの皮が剝がれていくのに
純粋に職務を全うすることに命を懸ける徹底したピュアさ
というかストイックさ。

ＳＰといっても公務員で
ここまで仕事に対して純粋にやり遂げられるものか。

大沢たかおといえば
あのテレビドラマ「仁」といい
こういう正義感溢れる主人公を演じたら
めちゃくちゃハマりますよね。

ＳＰや警視庁って
サラリーマンよりも厳しい階級社会なのに

最後の最後まで
「自分」を見失わず
筋を通しきる「仕事」ができるというのは
踊る大捜査線さながら
やっぱり映画だから為せる業なのか？とか

もし自分が「銘苅」だったら（＆男だったら）
どんなに志があってもあそこまでやり遂げられる自信あるか？とか。

ちょっとキレイに描きすぎんか？と思いつつ
仕事好きな私としては
自分だったらできるかどうかを
やっぱり考えさせられました。

（中年の危機真っ最中だからか
どうしても「生き方」や「在り方」にフォーカスしがち）

”クズ凶悪犯の命を守る価値があると思うか？”

シーンが展開するたび、
何度もこのことを問われる「銘苅」は
自分の身を挺してでも清丸を警護し警視庁へ送り届けようとします。

私はここに
この映画を見る価値があるんじゃないかと思います。
自分は清丸の命について、どう感じるのか？？

私は
暴力を暴力で制してしまったら、戦争と同じ。
せめて、法の下に則って裁かれるからこそ
みんなの安全が保たれるわけで
清丸が一般人の手によって〇されてしまったら
清丸と同じ〇人犯になってしまう
（ただし常に被害者家族への共感は拭えません）
というふうに感じました。

＊＊＊＊＊＊＊

暑すぎる２０２４夏。

わざわざ出かけなくても
家の中で涼しく鑑賞でき
しかも安価な映画として
（探せば無料も見つかる！）
Youtube映画鑑賞は、超おすすめです。