アリとキリギリス・ウサギとカメ・・・さて私は?
童話に「アリとキリギリス」「ウサギとカメ」があります。
どちらもふたつの生き物を比較して語られているお話ですが、ふと私はどちらの生き方に近いのだろうかなんて考え始めてしまいました。
アリとキリギリス
どんなお話だったのかというと・・・
キリギリスは夏の間、歌って遊んで楽しく過ごします。アリはキリギリスにバカにされようとも夏からせっせと働き食材を備蓄していきます。秋になってもキリギリスは遊んで暮らし、冬には食べ物がなくなって食べていけなくなりました。一方のアリは備蓄していたおかげで冬も食べることに困らないというお話でした。
結末はいくつかあるようで、キリギリスがアリに食べ物をわけてもらえるとか、もらえないとか・・・
ウサギとカメ
一方、こちらのお話は・・・
足の速いうさぎと足の遅いカメが競争をします。
カメはのろのろですが、着実にゴールに向かって進み、ウサギは油断して途中で昼寝をし、その間にカメはウサギを追い越して、最後にはカメが勝つというお話でした。
生き方としては・・・
諸説ありますが、どちらも有名なお話で、子ども心に確か、アリとカメが”いいもの”として語られているストーリーだったかと思います。
大人になって、今の時代で考えてみた時、どの生き方が正解というものはないですよね。
キリギリスさん(いきなり”さん付け)の生き方は、「今、ここ」の世界で楽しそう。もっともみんなが憧れるのではないのかなと思ったのです。
しかもキリギリスはバイオリンを弾いていたので、芸術家として活躍し、食べ物と引き換えるなんてことも考えられます。
ウサギさんのようにスピードをもって進めたらいいし、そして、途中で休みたい時に休んで、気ままでいい!私もお昼寝したいし(笑)
ゆっくり休んでからまた爽快に走り出す・・・そんな人生はいいなあと思ってしまう。
それに、その場で負けていたとしても、ウサギならすぐに追い越しそうだしね。
ふたつのお話も、冬とかゴール地点といった最後を切り取っているので、勝者としてはアリやカメだったかもしれないけれど、どちらの話も人生の途中で、その後の人生が続いていたり、ゴール地点が変われば(ゴールを通り過ぎてまだ道が続いていたら)、また見方は変わってきますよね。
アリとカメの共通点は”コツコツ”。
ひとつひとつ、一歩一歩の積み重ねがやがて大きな結果をもたらすというのもうなずける。
この前、「積立の勧め」を書いたばかりだし(笑)
そして思うのは、短期も長期も・・・つまり「今」も「未来」も二つの軸を持って生きるのが物理面でも感情面でも大事かなって。
それでね、ここではアリとカメの感情ってあまり見えてこないのだけど、コツコツの中にも喜びはあるんじゃないかなってこと(笑)。なかったら作ればいいよね。
アリにもキリギリスにも、ウサギにもカメにもなれる自分がいい(^^)/
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