行かれ富山 | 高岡市万葉歴史館
令和ブームに乗っかり、ゴールデンウィークに高岡市万葉歴史館に行ってみた。高岡駅からバスで30分の伏木一の宮で降りて、5分程歩いて到着した。車で訪れる人が多いようだ。きっと、この施設が始まって以来の混雑なのだろう。入口では職員総出と思われる雰囲気で向かえて頂いた。
5/27まで「令和」と「万葉集」の特別展示がおこなわれている。展示の一環として、玄関を入ってすぐのところに、タペストリーが飾られ、「令和」と書かれた額や、笏、昔の団扇のようなものが置かれていて、写真撮影スポットとなっていた。当然、自分達も撮影した。
その後、順路に従って、展示を見てまわった…が、教養が無さすぎて、ちょっと難しかった…。 何とか理解できたのは下記の三点だ。
・当時の貴族の食事は、ご飯、汁物、おかず数品でかなり美味しそう。
・万葉集が現在まで伝わっているのは、多くの人々が世代を越えて伝えたから。
・令和の由来となった宴は、超要約すると、春になったし、梅も咲いて、皆で歌を詠んで盛り上がろうぜ!イェーイ!みたいな感じ。
屋上庭園へ行ってみた。藤が咲いていて、遠くに立山連峰が見える。大伴家持もこんな景色を見ていたのだろうか。急に真面目な感想を抱きつつ、万葉歴史館を後にした。
帰りは3キロ程度歩いて、万葉線の中伏木駅へ向かう。伏木万葉大橋には、大伴家持の歌が刻まれていた。富山を訪れた時には、いつも、いつでも、立山連峰を探してしまう。キレイに見えればうれしいし、見えないときは見えることを願う。確かに見飽きない山で、共感できる歌だ。万葉歴史館に行ったから、この碑が目に入ったのだろう。訪ねてみてよかった。
この歌も歴史館のどこかに展示されていたのではなかろうかという疑問はさておき。
高岡市万葉歴史館
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今日も元気で。