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シニア世代の起業〜私の場合(4)

前回までは退職について書くことに時間を費やしていましたが、それに取り組んでいるとなかなか起業の話題に進まない。

今回から、本題の「起業」について書こうと思います。

最初に、私自身は、起業するまで実感としてわかっていなかったのですが、
「起業する」と一言でいっても、次の2種類があるということです。

1.個人事業主として開業する
2.法人登記をして開業する

個人事業主と「法人格がある会社」の違いくらいはわかっていましたが、割と気楽に「自宅で開業してる人って多いみたいだし、家賃もいらないから自宅でいいよね」と法人設立登記を自宅住所で始めることにしたんです。

これが、後に修正に手間がかかることになるのですが、この時はわかりませんでした。

法人格は、当初、株式会社を想定していました。しかし、「医療や介護の業界に「営利法人」は馴染みにくいよ、NPOか社団法人がいいんじゃない?」と、アドバイスしてくださった方がいて、いろいろ調べて一般社団法人に決めました。

一般社団法人とは、「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律」に基づき設立された法人です。
株式会社は会社法の適用を受けるので根拠法が違うんですね。

一番の違いは、「営利を目的としていない」という点です。営利を目的としていない?赤字にするってこと?ではなく、あくまで、「目的が営利ではない」ということです。

株式会社は、株主が出資を行い、取締役が経営を行い、出資をもとに事業活動を行い、そこで得た利益を株主に分配するのが原則です。
「事業活動で利益を得る」というのが第一なんですね

一般社団法人なら、赤字でも良い、そんなことにはならないですが、
第一は、その法人が何を目的としているかによるわけです

そこから、一般社団法人を設立するために、定款を作り、登記をし、税務署に行って開業届を出して設立しました
2017年5月のことです

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