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私の成功のための法則①

ユニキャリアという屋号で活動しています。

これは、「誰もが唯一、ユニークな存在。何やったってその足跡はキャリアになる」という考えをもとに、人それぞれのユニークなキャリア、生き様を尊重し合える社会にちょっとでもしていきたいなと考えて決めた名称です。

そのユニキャリアのコアとなる事業は「人生のターニングポイントとなる未来型プロフィールをつくろう」という考えであり、ワークショップやセミナー。こちらについては別のマガジンに書いていますので、よかったら以下をご覧ください。


さて、久しぶりにこちらのマガジンに戻って書きたいことは、上に書いたユニキャリアで生きていくってことはどういうことかとか、そんな私が考えること。

今日の話は、旧知の仲のTさんから前触れなく送られてきた「私の成功のための法則」から。

お昼過ぎに、いきなり以下で始まるメッセージを受信。先日ちょっと仕事のことで愚痴ったからメッセージかな?自分をしっかり持てよ、自分の考えに立ち戻れよ、ってことかな?気にかけてくれてありがたい‼…って長すぎない?それもLINEで!2000字超のそれは、こんな文章で始まってました。

私には20代で人生で決めた法律があり、これがあるから全く迷わず、ブレずに我儘経営者を40年以上やってこれています。これは死ぬまで変わらないです。自分が自分の法律を作る時の前提条件は、金無し、人脈無し、信用無し、社員無し、経験無し、学歴無し、資格無しの人間が成功するというものです。

20項目ほどある内容の冒頭を紹介すると…目新しいことは書いてないです。続く下にも。

1、自分の好きな事しかしない→わがままだから→わがままは美しいが持論。
2、ワクワクするものしかしない→これこそが究極的な成功と幸せの哲学。
3、お金を手に入れるために、貧困のになっても1と2を感じない事はしないし、武士は食わねど高楊枝を貫く。だから…(以下省略)

でも、これらを40年前から自分で自分に決めたこととして守ってきているということが凄くて…今のTさんの言動のすべてがここから湧き出でているのなら、ここは真摯に学ぶべきであり、真似ぼう!と思えてきました。なんてったって尊敬する大先輩!
そして何度も読み返すうち、自分はどうなんだろう?果たしたいことのために、どんなルール、判断基準を持っているんだろうと思えてきて、ついお礼のメッセージに「自分も書いてみる!」と宣言。

以下はTさんに向けて書いたLINEの転載です。

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幸せだと思えることもなんだかなぁと思うことも混じっての今を生きています。くたばらずに生きてるだけでツイてると思いますが、今、昔よりは穏やかに生きられているのはなぜか。私が仕事をするうえでの判断基準、大事にすることを書く前に前段が長くなりますが「自身の在り方、生きる姿勢」についてお話します。


しあわせは、いつも自分のこころが決める

相田みつをさんの言葉です。アタリマエのことですが、過去は、「あれが欲しい」「これがあれば」と、よく言えば向上心、悪く言えばないものねだりで、いつも足りていない自分に飽き飽きしていました。
テンションが保てているときはいいのですが、そのバランスが崩れると自責して自棄になったりしたものです。
なぜそうなるのか。
そもそも自分が「得たい」ものよりも「得るべき」を求めていて、結果がついてこないから。それらを得たとしても、さらに「得るべき」に目が行って、いつまでも満たされないからでした。

そんな頃に出会ったのがこの言葉でした。

しあわせのものさしが変わった

過去に出会った本の中にあった言葉です。時代が変わって、それは外的なモノから内的なものに変化したという意味だったと記憶しています。
あぁ、そっか!と霧が晴れたような感慨がありました。
一つは、「古いものさしで測ってたから満たされていなかったんだ、幸せを感じにくかったんだ」ということ、もう一つは、「ものさしは変わるんだ」という発見でした。


金型に合わせに行く人生

この頃から、環境のせいにするわけではないですが、時代の大きな流れとしてインプット教育(親も学校も企業も)の弊害について考えるようになりました。
言い古されたネタではありますが、幸せとは十分なお金があること、家を持っていること、有名な企業で安定的な仕事を持っていること、勉強やスポーツ万能であること、ブランド品や流行のものを持ち、海外旅行などに行きたいときに行くこと…もっと、もっとと消費経済の中で煽られ、そんな「普通テンプレート」が世の中のベースにうっすらとあったように思います。
一億総中流を政治が目指した影響もあるのでしょうか。
Japan as No.1時代、金型を誇った製造業が栄えた同時期に、人の育成も金型的になっていたのではないか、そう思っています。

だから学校でも、会社でも、社会でも、そのものさし、金型を満たしていないと、「あぁ、足りてない、普通以下、いや最低」と感じてしまっていたように思います。もちろん、そんなのカンケーネェ!っていう人もたくさんいるので、個人的な仮説でしかありませんが。


好きやトキメキ、ワクワクはどこに

学校では、学校の価値観であるものさしやテンプレートを当てられ、評価されて人生ゲームでいう次のコマへ進む。企業でも、特定のものさしを当てられ、いいだの悪いだの評価されて、合わせることで〇をもらい、それと引き換えに給料をもらう。

この過程には、好きもトキメキもワクワクも不要でした。
それよりもいかに〇を取りやすい場所に行くか、カンニングしてでも答えを入手して〇を得るか、途中の理屈なんていらなくて、とにかく正しい答えに合わせていく、そんなふうに使われるものさしが横行していたように思います。どうだろう?今もあるのかな?

だから、私自身、自由に生きているように思われることもありますが、ここでいう普通の人生に乗るのが嫌で、目指していたわけではないけれど、テンプレに対して〇のもらえない人生に、ちょっと自棄になっていたところがあったと思います。

だから、学歴もない、特技もない、誇れることなど何もない自分に対する自己肯定感、自己効力感がとても低かったのです。


そんな私ですが、今は以前よりは、かなり未来への希望や期待をもって生きています。クサクサすることもいっぱいありますが、自分の幸せ心地のためのマイルール、意思決定の深層心理を法言語化してみたいと思います。
読ませてもらったことに引っ張られて、できていないことも考えてなかったことも混じってると思いますが、そこはご容赦ください。
改めてこうやって生きていこうとしているという意思表明と思って目を通していただけたら嬉しいです。

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書き出したら、この前提が長くなったけど、Tさんのような20項目くらいが90分近くで一気に出てきました。自分が仕事をするうえで大切にしていること、判断基準。気にならないことは文字にならないけど、他人から見たらどうでもいいけど自分は譲れないということも出てきたりして、なんと上記を入れて4,000字超え!改めて、そうだよなーと自分の価値観を再認識して、守り続けていこうと思えるものもあれば、こうしたいけどできてない、していくようにしたいというものも出て、書き出して面白かったです。シミジミ…。今、準備中のユニキャリアのwebサイトに整理して乗せようかなぁ。この部分、個人でも企業でも理解しあえてお付き合いできるとコミュニケーションがスムーズでいいのではないかしら?

ということで、今回は私の仕事観の前提的な内容に留め、内容は次回に。


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