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【第11章】ついに手術日が決まってしまった。


2022年5月12日
さてさて、そんなこんなでいつの間にか再診の日になっていました。


そういえば、特に書いていなかったのですが、1月11日の初回受診の際に軟膏を処方してもらっていました。

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ヘモレックス軟膏。

私の場合、内痔核はあると診断されたもののさほど困ってあらず、本人はあることすら分かっていない状況。それよりも肛門ポリープの方がインパクトが大きく、排便後に脱出したポリープを押し込む作業が何より苦痛の元となっていました。


その為、今回処方されたヘモレックス軟膏も押し込む際の滑りを良くする程度のものと説明を受けていました。


出血した時は患部にも塗布するようにしていましたが、つけすぎてしまうとそれはそれで厄介で。どう言うことかというと、ポリープをつまんで押し込む際に滑りが良すぎると穴になかなか入らないという事態になりました。


手もベタベタになるし、なかなか入らないしで格闘すること数分。朝の時間のない中でとてもストレス。そのうちに適量をつかんできたので、少量でするんっと短時間で押し込めるようになりました。


この時は軟膏を使うととてもスムーズに押し込めるので、なんて楽チンなんだ!と感動していたので、その時は特にどんな成分なのか調べなかったんです。先生も滑りを良くする軟膏程度の説明だったし、気にならなかった。でも、術後にそういえばどんな成分だったんだろうと調べたら【ステロイド】しっかり入っていたのですね、、、。


もっと早く気がつけば良かった。潤滑剤としての使用するんだったら、ステロイドなんて入っていないもっと違う薬はないのですか?って聞けば良かったと、とても後悔しています。


ここでも自分のこととなると、めんどくさがりで大雑把な自分が浮き彫りになることを痛感しました。。人のことだと徹底的に調べるのになぁ。自分のことをもっと大切にしてあげないといけないですね。。


その他のことを振り返ると、5月の生理の時にはお尻からも出血がありました。それも生理中は毎回、それもポタポタと、、、、。


ポタポタと垂れるくらいの出血は、本当は直ぐにでも受診した方がいいレベル!!


便器の中を見ると、生理で真っ赤なのかお尻からの出血で真っ赤なのか分からない状態。『女性は真っ赤な血を見るのもなれているよなぁ』なんて冷静に思ったりしてて。


そして、お尻からひょっこり顔を覗かせているポリープちゃんから、ポタポタっとしっかり赤いものが落ちてきているのを確認しても動じない自分がいました。慣れって本当に良くないですね。


とりあえず、ティッシュで圧迫して止血を試みる。そうすると、わりと直ぐにポタポタと垂れていた出血は止まりました。毎回こんなことの繰り返し。


でも今回は、珍しく刺すような痛みが時折あって、『ポリープちゃんが【切られたくない】とでも主張しておられるのか?』なんて思ったりしてました。


過剰な程、不必要な刺激(下痢)を繰り返し与えてしまった結果できたポリープちゃん。それに気がついて20年ほど生活を改めたてきたつもりだけど、『今までのことはチャラになんてならないよ』そんな風に言われているようで、しっかり自分と向き合うことからは所詮逃げられないのだな、と何かを悟った感じがしました。


今回の受診は朝一番で8時30分の診察予約。


受付順とのことで3.4番目くらいに呼ばれたと思います。そして今回も違う先生で私よりも年上のおじさん先生でした。


前回は若い男の先生だったので、なんとも言えない羞恥心がありましたが、今回はそれほどでもなかったです。

(なんだろう、ちゃんと先生に診てもらっているという感覚なのかな。同年代とか年下とかだと、無意識に異性として意識しちゃうのかもしれないですね。)



先生

『どうですかー?』


わたし

『やっぱり生理前になって腸が浮腫むと大きくなって、今回は結構出血しちゃってました』


先生

『それはあるかもしれないですねー』


わたしは、ズボンのチャックを下ろし診察台に横向きに寝ていきます。


この時、看護師さんがタオルをかけてフォローしてくれるのですが、正直あまり意味ないのでは?と思ってしまうほど隠れてはいないんですよね。だって、見え見えです。はい。見え見え。(汗)


この点、婦人科の診察台の方がわたし的にはマシに思えてしまいます。

(もちろん病院によって設備はまちまちなので、何とも言えませんが、それでもマシに思えちゃう)


これはただの慣れもあると思うけれど。笑


普通の感覚だったら、どう考えても婦人科の上向き正面前(カーテン越し)からの診察よりは、肛門科の横向きに後ろからの方がまだマシですよね笑?


さて、話を戻します。


今回、先生の口から『肛門ポリープと痔核を取る手術』とさらっと出てきたのであ、やっぱり痔核もあるのね、、と再確認しました。


手術することはもう決めてあるので、サクサク話は進むのだけれど、自分事となるとリスクの確認とか事前に聞いておきたいこととか、まとめてきてないじゃん!とこの時気がつきました。


オイオイっ自分の手術のことですよ?って思うのですが、自分の手術なんだからもっと真剣になるのかと思いきや、けっこう成り行き任せな自分がいて随分と性格が変わってきたもんだと、自分にビックリしている次第なんです。


ホント、パニック障害で心気症でドクターショッピングしていたころとはまるで別人ですよ。(°Д°)ビックリ。

(↑この件についてはまた別に書いていきたいと思っています)



知識と経験と思考の改革。


わたしがやってきたことは、間違いではなかったということの証明でもあるかな。生きやすくなったし、昔よりは自分のことも【わたしはわたしでいい】と思えるようになった。周りの人と感覚が違うことを受け入れられるようになったし、【それでいい】【それだからこそいい】とも思えるようになった。


昔は、楽しく生きている人がとても羨ましかったけど、今はわたしもわりと人生を楽しめていると思う。


手術すると決めたことで、自分を振り返るきっかけになっていて色々と感慨深いです。


受診の時には、術後の仕事について改めて聞いてみたのですが、デスクワークは早々に復帰(術後2週間くらい)できるとのこと。


私は運動指導とエステのお仕事なので、術後2週間くらいだと、まだしゃがむような姿勢は痛いかもしれないと言われました。


先生もハッキリ○○がダメって言わない人だったのでわたしから聞きたいことを確認。


・腹圧がかかるのがダメなんですか?
・痛みが出るから?
・血流よくなって出血の危険があるから?


こんなことを聞いてみたんですが、いまいちスッキリした答えくれませんでした。


上記すべて『そうだ』って言ってくれたんですけど、お仕事どうしようかな。いつ復帰にしよう。今は正社員じゃないから、休むことで収入は全くなくなってしまう。


フリーでいることは、こういう形で不安と向き合うことにもなるんだなぁと、じわりじわりと不安が押し寄せてきたりもしました。


そうは言っても全て自分で選んできた道。こうなることもすでに覚悟を決めていたつもりでした。文句も特にないのですが、こういった不安を誰にも話せない孤独というものはかなり厄介でして、最近ちょっとエネルギーが低下気味で(元気がなくて)その点は困ったものだなぁと。


先生の受診が終わったあとは、事務の人?看護師さん?と術前のお話がありました。


そしてまた担当の人が変わって、今度はオペ日を決めました。


松島病院は、担当が細分化されていて本当に凄いなぁって思う。スタッフさんもとてもたくさんいる。そして、皆さんとっても丁寧に親切に接して下さるんですよ!!患者としてはとても安心できるし有難いですよね。


松島病院は2ヶ月先までの手術予定を入れられますが、それよりは先は入れられません。


私はここのところ生理が月初に来ているので、7月にある試験(公認心理師)の後すぐに入院できれば何とか入院中は被らなくて済みそうな予想をしてます。


それであれば試験の翌日に入院したい!と思ったのですが、さすがに諸々の入院準備もあるだろうし、試験までは試験に集中したいので、翌々日の7/19入院、7/20手術の予約としてきました。そして術前検査を10日~1週間前にやるそうなので、その予約は7/14に決めました。


術前検査の日は、医師の診察と看護師さんからのお話もあるそうなので、疑問点はここで聞けるそうです。それまでにまとめておかなくちゃですね。日程決まるといよいよって感じでやっぱりドキドキしてきます。


今回、概算の入院費についてもお話があったので、次はそのことについて書きますね!


続く。

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