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【第20章】手術前夜のごはんと苦行となった下剤


2022年7月26日 入院初日

18時になり、本日2回目のごはんが運ばれてきました。これが手術前夜のご飯となります。18時半だと思っていましたが、不意打ちくらいました。


じゃん!

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・全粥250g

・鶏肉(塩焼き?)

・具なしのお味噌汁

・塩(何に使うのかな?ご飯?結局使わなかった。)

・ぬるい麦茶(苦手だと思ったお茶は麦茶でした)


明日の朝イチで手術なのに、たくさん食べれるなという印象。野菜など食物繊維はほぼなかったから、大腸内視鏡前の食事もこれを参考にすればいいのかなって思いました。鶏肉は薄味だったけど、私的には十分でした!全粥はお腹がかなりもたれますね。水分いっぱい飲んだ感じ。


お昼を14時半に食べたので、全然お腹空いてなかったのですが、しっかり全部食べれちゃいました。笑


(明日は手術で1日食べれないから、全部食べておかないと!という気持ちも後押ししてた。笑。やっぱり食い意地張りますよね)


日頃からよく噛んで食べる方だけど、久しぶりに食べる瞑想をしよう!と思い、この献立でだいたい25分くらいかけてゆーーーっくりよく噛んで味わって食べました。


全粥でも50回以上噛めるんですよ!ごはんは噛むほどに甘味が増してきますし、鶏肉なんて150回以上噛んでました(ドヤ顔。笑)


私にとって、噛むことは全然苦にならないんです。といいますか、もともと胃腸が弱いから噛まないで飲む方がからだが受け付けない。噛まないと飲めないんですよね。


ちゃんと噛まないとお腹痛くなっちゃうし、そもそも喉を通らない。だけど、ストレスが酷い時や焦ってる時はやっぱり噛む回数が減るらしく、そのあと決まってお腹が痛くなります。そんな時は、『あぁ、やってしまった、、』と必ず後悔する。


気持ちに余裕のある時は、思う存分味わいながら噛むのでとても時間かかる。そうなると最後の方は食べるのに飽きちゃったりして、これはこれで困るなぁと思ってます。


食べる瞑想が終わり、一息つく間もなく、18時半には看護師さんが早速下剤をもってきました。


たった今、お腹に入れたばかりなのに、もう出す準備させられちゃうんですね。((苦笑))なんだかとても複雑な心境でした。




下剤はマグコロール250ml

看護師さんからは、『とっても濃いのでお水と交互に飲んでくださいね』という、指示。


一口、口に入れる』すっっっぱーーーーい!!!』


顔が自然としかめてしまうくらい酸っぱい!


『うげぇ、これ原液?』と思う程、半端なくヤバい感じ。もうね、クエン酸の酸っぱさが酷すぎる!これを250ml飲むなんてまたしても苦行でしかない。


最初は、【マグコロールを口に含んで→水で流す】を繰り返していたんだけど、やっぱりものすごく酸っぱいので【水を少し含む→マグコロールを流し込む】に変えてみたら、なんと酸っぱさ激減しました。こりゃ、いい思いつきだと希望がみえて、これでなんとか飲み干せそう、、、かなと思ったけど言いきれなかったです。だって、結構『うげぇ』ってなるんですもん。


それに、1時間~2時間くらいでマグコロール250mlと水500mlの指示ですよ?750mlって、まあまぁな量の水分だと思いませんか?しかも、ついさっき夕飯で全粥250gも食べてるし。


完全なる【苦行】としか思えない。


そうは言っても、逃げることはできないので、持ってきた本を読みながらゆっくりゆっくり一口ずつなんとか口に流し込んでいきました。私の得意なチリ積作戦。


結局、1時間40分くらいかけて飲み切りました!いやーさすがに辛かった。


マグコロール飲んでいる間には、トイレへは2回行きおしっこ出してきました。そして、飲み干した後には、ウサギのう◯ちくらいのがコロンと出てきました。


しばらくすると、看護師さんがマグコロールの容器回収に来て『これ飲んだからといって、便が絶対出るわけではないので、夜中がんばらなくても大丈夫ですよ!朝イチのオペなので水分は6時30分までしか飲めません。夜中中は飲んでても構わないし、飲まなくてもいいです』と。


夜中に出さなくちゃって頑張っちゃう人がいらっしゃるんですって!頑張らなくていいなら、自然に任せておけばいいですもんね!楽チン♪


でも、これ書いていたらお腹グルグル鳴り出してきました。頑張らなくても、夜中出るのかな。なんて反応のいいからだなんでしょう。我ながら誇らしくなります。笑


それにしても、手術して抗生物質投与されるのが本当にいや。


抗生物質飲むと腸内細菌がヤられてしまうので、感染症にかかりやすくなるんですよね。


昔、蓄膿症の治療で長期に抗生物質飲んだら、生まれてはじめてインフルエンザにかかりました。


風邪すらあまりひかないのに、インフルエンザにかかるだなんて、結構その時落ち込んだんですよね。


ちなみに蓄膿症は、結局自分で食事療法に取り組み、良くなりました。かれこれ20年くらい前の話です。


その時は、私の貴重な腸内細菌が抗生物質のせいでやられてしまったんだと思います。ごめんね腸内細菌ちゃん。


それ以来、不必要な抗生物質は飲まない!を貫いています。


だけど、術後は否応なしに点滴で抗生物質が投与されちゃうようで。これは拒否はできないし、一旦全て任せると決めてきてるので、規定通りやっていただく予定です。でも、必要以上にならないように、身体の変化をちゃんと看護師さんにお伝えするのが私の努めだと思ってます。


何も言わずに分かってもらおうなんて、しょせん無理な話。どんな変化があるのか、どんな不安があるのか、どういう希望があるのか。自分にしか分からないことって多いから!それはしっかり伝えないといけないと思うのです。


でも、面倒くさがって、または分かってもらえるだろうという甘えから、しっかり伝えないのに後で文句言う人って多いですよね。そうはならないようにしないとなって思います。


術後には抗生物質が投与されることが決まっているので、抗生物質には、必要最低限の仕事だけで大丈夫ですからね!と念を送り続けようと思います。


なんだかんだで、もうすぐ21時で就寝時間。入院初日、なんだかとっても長かったなぁ。


続く。









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