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58.男の子ママのわたし史上最高なおひなさま

今日は桃の節句。

わたしは小さいころから人形よりは小物や衣類、小道具に興味がある子で。

だからかな
雛人形も、タンスの引き出しがちゃんと開け閉めできたり
細かいところまで丁寧につくられている茶道具や
人形たちにもたせる小道具に感動して、
親に内緒でそっと触ったり、ずっと眺めていたのを覚えている。

精巧につくられているミニチュアにときめくのは、
ここがはじまりだったのかもしれない。


父方、母方双方の初孫ということもあって
親と祖父母が奮発してくれたのかもしれない。
7段飾りの素敵な雛人形だったの。

だけど、30数年後
それをうわまわる、わたし史上最高のひな人形があらわれた。

息子作(4歳くらいのとき)

かわいい!
なんてかわいいんだ!!!
明後日のほうをむいちゃっているじゃないか!
それがいい味だしてるじゃないか!
うちの息子天才じゃね?とか思ったよね。


しかし、なんでこんなにかわいくみえるんだろう?
もちろん「我が子が作ったものはなんでもかわいい」フィルターがかかりまくっているのはあるんだけれど

目がポイントかもしれない。
仮面心理学からみてもそうなんですけどね。


あとね、息子に似てる。なんとなく似てる。
ねえ、ママ?ってわたしを見たときの表情に。


もういまじゃあ、逆にわたしが下から見上げる状態になっちゃったけれど

手をつなぎながら歩いていた時、
夢中になって一人遊びしていて、ふと我に返った時
食事のとき、わたしがご飯を運ぶのを椅子に座って待っているとき

ねえ、ママ?ってこんな風にわたしを見ながら言ってたっけな。



一人しか育てていない私が言うのもなんだけれど

子育てって、食事とか健康とか、
おむつが布か既製品か、トイレがどうとか、 母乳かミルクかとか
そんなことに(必要以上に)気を回すより

自分を見つめる子供に意識をむける。
ママが笑顔で自分を見てくれる。

ってことのほうが、よっぽど大事なんじゃないかと思う。


スマホをみながらとか
なにかをしながらの「ながら相手」だったり、
別のことに意識をむけたまま相手をしてしまったり。。
やっちゃってたなあ。もっとちゃんとむきあえばよかった。


ずっと子供につきっきりな時期って、ママは正直しんどい。
でもその分、子供はママをずっと見てる。
しゃべらなくても、しゃべれるようになっても。

その目にどれだけ、自分を見てくれているママが映っていたのか。


あのころのわたしに何か言えるとしたら、

寝顔を見て後悔したり反省するくらいなら
起きてる間にやっとけよ!自分!

かもしれないなぁ


さすがに紙なので劣化しちゃって
史上最高のおひなさまは、昨年の大掃除で泣く泣く別れを告げたのだけれど、写真とこうして書いておくことで、わたしの世界にちゃんと残っていくからいいんだ。


みんな、記そうぜー、残そうぜー。
記憶にひだにあるものを取り出して記して、それがまだ記憶のひだに刻まれていく。

そうやって自分の世界を色濃くしていくの。
残したものや記憶は決してきれいなものばかりではないかもしれないけれど、それでもそういう世界をもっている自分自身はとても素敵だと思うんだ。(あ、書くならこちらへ♪)


余談だけど
これは、息子作のおひなさまから1~2年後の我が家のお雛様
主役がかすむほどの五人囃子と屏風がわりの海賊船ゴーカイガレオン

レンジャーと仮面ライダーが大好きで
テレビマガジンの付録を作りまくった日々。
男の子ママなら、きっとわかってくれる(笑)

これは自分史上一番シュールなおひなさま
(実はかなり気に入っていたりする)

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