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アリゾナで再出発!^^
アメリカの州は1つが違う国みたいに、雰囲気が違う
ので、結婚して9年住み続けたシアトルの慣れ親しんだ
「コンフォートゾーン」から脱出を図った。
全然知らない土地で、友達も親戚もいないけど、まぁ
DAVIDと二人なら何とかなると思った。
![](https://assets.st-note.com/img/1701203790127-rEbzpgJhYS.jpg)
シアトルはキレイな街で、自然も豊かで暮らしやすいが、
毎年4ヶ月シアトルの冬の雨期は寒過ぎて、気分が沈み、
アリゾナの夏の40℃越えの酷暑の数か月と、交換して
みようと思ったのだ。
DAVIDはシアトルでの家族との思い出や、学生時代の
記憶も深く、故郷を離れがたい想いもあったが、二人で
新しい生活を再スタートするのに、より自然が豊かで
街がゴチャゴチャしてない、ゆったりしたツーソンは
ピッタリだと思った。
私は結婚後に母に「何か緊急事態があっても、すぐ
帰れない遠い国に暮らす覚悟をして、行くんだよ!」と
諭されたので、DAVIDと暮らし始め、日本や故郷に対
する執着は、ほとんど捨てて二人のライフスタイルの
構築をまず、最優先しようと思った。
![](https://assets.st-note.com/img/1701203848127-oHLJW9Gxvv.jpg?width=800)
DAVIDが54歳、私が38歳の時に結婚したので、お互いに
子供を持つチョイスは、最初から考えていなかった。
私にはDAVIDがたった一人の家族となり、親や姉妹・
親戚関係よりも、まずDAVIDとの二人の深いココロの
繋がりをちゃんと作るのが、私たちの結婚生活の
スタートに欠かせないと思った。
シアトルには彼の友人や仕事仲間、家族との多くの
思い出が場所にも人にも詰まり過ぎていて、私達の
関係構築にDAVIDがなかなか本気で向き合えない
環境が多過ぎたと感じていた。
DAVIDのMOMが2014年に亡くなり、DAVIDは次は
愛するDADが亡くなるのを極度に恐れ、死への恐怖・
大切な人の喪失への心配が、一緒にいて増していると
感じ、DAVID自身が真にやりたいコトに向かえない
状況が続いていた。
![](https://assets.st-note.com/img/1701203933126-0ERGGXt5B0.jpg)
そんな結婚9年目に、シアトルからアリゾナへの
全く文化の違う、自然豊かな場所での二人の暮らしの
再スタートとして、この引っ越しで気分を変えたいと
強く思った。
私達を誰も知らない土地で、再スタートを切るのは、
お互いにちゃんと自分自身と向き合う時を持つには
必要だと思えた。
引っ越して1年半年後にDADが亡くなり、DAVIDが
自分の老いや死の現実を痛切に身近に感じ、最初は
メンタルの不安定さがとても氣がかりだったが、
ここ最近、いつか未来に訪れる恐れ・心配をやっと
手放し始めたのを感じてる。
![](https://assets.st-note.com/img/1701204035684-bKp9TQ0v6q.jpg)
私達の脳は未来への不安・心配と、過去への思い出・
懐かしい記憶に執着が強く、「今、ココ」に集中
しにくい脳の構造で、現在に意識が集まりにくい。
DAVIDが昨日や昔の話をしたり、未来の心配をすると
「深い呼吸をしてみよう‼」とか「今ここに意識を
戻そう‼」と今に、ココロを集中させる様に私は促す。
毎日続けている、夕食前の私達の瞑想習慣も、今の
呼吸に意識を向け、現在にココロを戻し、脳内の
様々な飛び交うグルグル思考から離れるのに、とても
役に立ってる。
![](https://assets.st-note.com/img/1701204087612-9SuPwr2ycS.png?width=800)
まだ2年しかたっていない、アリゾナ州での暮らしは
DAVIDが家族や友達と引き離された寂しさや孤独感が
強まった時期もあったが、お互いに2人で気持ちを
オープンにシェアし、どうやってこれから私達が共に
紡いで行く人生を、どう生きて行くかよく話し合えた。
お互いに弱さをちゃんとさらけ出し、大変な時は
「辛いから、助けて‼」とちゃんとヘルプを求める
コトを学び、11年目の今年夫婦としてやっとイイ
意味で支え合える関係が出来て来たと感じる。
40代後半の私には、更年期の症状が2022年あたり
から始まり、色々と前には感じられなかったカラダの
不調やココロの変化がたまに起こり、号泣する時が
たまに出て来て、自分の感情の波に驚く。
![](https://assets.st-note.com/img/1701204169486-GSmlG59Uac.jpg)
でもDAVIDはいつも優しくハグしてくれて、何が
起こっても、私のカラダやココロに何があっても
「大丈夫だぁ!」とちゃんと安心&深いLOVEを私に
与え続けてくれる。
毎日の色々な出来事を通して、DAVIDのLOVEを
感じられ、アリゾナでの毎日の暮らしには、彼の
存在そのものに感謝しかない。
ココロの真の優しさはメンタルの柔軟性と自分を
信じて「大丈夫‼」と言える、絶対的な強さだ。
たまにDAVIDが寂しさ・孤独感等、ちょっとだけ
メンタルの弱い部分があるけど、ソコは私が強い
部分で、ちゃんと彼の弱いパートは支えられる
自信がある。
![](https://assets.st-note.com/img/1701204183744-gO6q6t5B5C.jpg)
DAVIDも私も中間子同士のいろいろ面倒臭いキャラの
部分も含めて、凸凹カップルなので、お互いの弱みを
支え合える夫婦だと思う。
「DAVIDと結婚して良かったな〜‼」と思える日々が
ココロの中がホンワカするので、彼の笑顔とLOVEに
ただありがたいと良く感じる。
夫婦って本当に面白い。
生まれも育ちも違う、赤の他人なのにこんなに深く
ココロの距離近しいと感じられる相手がDAVIDだ
なんて、本当に恵まれた奇跡だと感じられる。
DAVIDも私とのココロの繋がりを、強く感じていて
「二人の出逢いは神様(世界の創造主)のギフト‼」と
強く信じているので、私達は「グッドチームだ!」と
やっぱり毎日ちゃんと感じられる。
自分達が選んだパートナーシップを、互いの努力で
「正解」に導くのは、人生のゲームの醍醐味だと思う。
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