Voicyからの英語表現〜"intimate"
毎日配信しているVoicyで出てきた英単語や表現をご紹介します。
配信は日本語でお送りしていますが、「こんなときは英語で〇〇って言うんですよね」と思わず語ってしまうことがあります。そんな言葉をピックアップして書き留めておきます。
ご紹介する言葉は、英語で会話をしていると頻繁に出てくるものです。ニュアンスや使い方のシチュエーションをつかむ手掛かりにして頂けたら嬉しいです。ぜひ配信と合わせて読んでください。
*見出しに書いてある日本語は、配信の中で使った文脈で訳したものです。
今日の配信
まだ三箇日ということで、休日モードで頂いたお便りやコメントをご紹介しながらユルユルとお話する生配信をお送りしました。
本当にユルユルお喋りしているので、聞いて頂く際は「ながら聴き」や「倍速モード」でお楽しみください😄
intimate 親密な、とても近しい
今日、出てきたのは"intimate"という言葉。昨日お送りしたプレミアム配信の話題で、「プレミアムリスナーさんとは"intimate"な感じでお話している」というような文脈だったと思います。(たぶん💦)
プレミアム配信では、私の個人的なことや仕事の裏話などもお送りしています。わざわざ課金登録してくださるリスナーさん限定だからこそ、私も心を許してお話しできる安心・安全な場でもあります。そんな「場」の雰囲気を思って、思わず"intimate"という言葉が出てきました。
ただ、この単語は使うときには少し注意が必要です。
intimateは、辞書には「親密な、懇意な、深い」などの意味が書かれています。関係性を表現するときにこういった意味で使われるのですが、ときに「ただならぬ関係」とか「肉体関係のある間柄」みたいなニュアンスに受け取られることもあります。
必ずしも、そんなニュアンスを持つわけではないのですが、そういうケースが多いためか、intimateという言葉は少しウィットのある含みを持って使われることが多いようです。
配信のなかで「プレミアムリスナーさんとは"intimate"な感じでお話している」と、私が"intimate"という言葉を使ったのは、配信の世界での話であり、「ただならぬ関係」や「肉体関係のある間柄」みたいなことは「あり得ない場」であるからこそ、軽いジョークも含め、"intimate"が出てきたのかもしれません。
ちょっと分かりにくくてごめんなさい。
"intimate"という言葉を使う際には、いろんな使用例をじっくり観察して、ニュアンスを掴んでからトライしてみてください😄
誤解されない安心感で普通は使わない言葉を敢えて使う例〜abnormal
「あり得ないこと」だからこそ、普通は使わない言葉を敢えて使ってウィットを効かせるケースを英語ではときどき見かけます。
最近、印象的だったのは、大谷翔平選手がホームランを打ったときに実況のアナウンサーが「He is abnormal!!」と叫んだ例。"abnormal"(異常、変態)というのは、かなり失礼な言い方です。失礼すぎて「絶対に使わない」といっても良いくらいの言葉ですが、大谷選手の活躍ぶりがあまりにも凄すぎて、失礼すぎる言葉であっても褒め言葉に受け取られる安心感(・・・という表現が正しいかはわかりませんが💦)で、"abnormal"という言葉を使ったのでしょうね。(知らんけど)
こんな風に、言葉は本来の意味とは違う使われ方をしたり、通常であれば失礼になりかねない表現でも、圧倒的な凄さや安心感があるからこそ敢えて使ったりと、辞書の意味だけでは分からないのが面白いところです。
それでは、ごきげんよう♪