令和4年分確定申告、事業所得もスマホから申告OK! で、やってみた。
私が初めてe-Taxしたのは2年前(2021年)でしたが、そのときは事業所得はスマホでは申告できませんでした。
が! 今年(2023年)から、事業所得もスマホから申告ができるように!
すでにパソコンから申告はすませていたのですが、スマホからもトライしたので、その模様を(簡略にですが)お届けします。
令和4年分「確定申告書等作成コーナー」、e-Tax【スマホ編】、最初にざっくりまとめると、
こんな感じ。
残念なのは、最終行の「※」に書いた通り、パソコンで作成・保存したデータは使えないこと。
パソコンからのe-Taxのレポはこちらをどうぞ。⇩
全体の流れはスマホの場合も同じですので、詳細を確認したい人は、こちらを活用してください。
スマホからも事業所得申告OK! ただし、パソコンで作成したデータは使えず。。。
スマホで「国税庁」の「確定申告書等作成コーナー」へ。
私は、先にパソコンで申告ズミでしたので、「パソコンで保存したデータが使えるのでは♪」とグーグルドライブに保存していたデータを読み込もうと試みたところ、以下の画面が。
えー、また一から入力かぁ(がっかり)。。。。
パソコン ⇔ スマホ、両方で使えると助かるんだけどなぁ。
たとえば、メインの数字の入力作業はパソコンですませておけば、細かい調整は外出先などでも(パソコンがなくても)スマホで手軽にできます。
国税庁さん、改善、よろしくお願いします。
実は、今回レポを書くためだけでなく、ちょっとした修正もありました。
修正申告の場合も、スマホでもパソコンのデータが使えたら楽かも。
これは、私のように、パソコンでのキーボード作業が通常の人間の感覚ですが、スマホの入力がメインの世代はまた違う感想があるかしらん。。。
作業はPCと同じ。「決算書」→「所得税申告書」
申告の作業は、パソコンからと変わりません。まず、決算書に入力。
私は、「簡単仕訳帳」を使って青色申告しているので、「青色申告決算書」を選択。
何かいろいろ質問されますが、きっちり帳簿をつけてe-Tax(電子申告)しますから、堂々と「65万円」にチェック。
勘定科目ごとの金額を入力する画面が出るので入力。ない科目は「任意科目」に追加して入力。
決算書ができたら、「所得税の申告書作成開始」。
帳簿の種類は、「2 会計ソフト等で作成した帳簿」を選択。
あとは、引き継がれた金額をチェックしながら必要な項目、特に控除はモレなく入力(ココ、大事です)。
もろもろ確認して、送信。
「受付結果を確認する」をクリック。
受付完了。
ほぼ、パソコンからの申告と同じです。
というか、今回からパソコンの画面がスマホに寄っています。
今後は、どんどん「スマホありき」な仕様になっていきそう。
データは必ず保存!
作業の途中で中断したいとき、申告が終わった後、いずれも必ずデータを保存しましょう!
申告後に、「12月分のギャラを入れ忘れてた!」とか「医療費控除、忘れてた!」など、修正申告が必要になったとき、データが保存してあれば、間違ったところだけ直せるのでラクチン♪です。
※「修正申告」は確定申告期限内なら、送り直すだけで、税務署への届け出なども必要なしです。
スマホからの申告、これから主流になるのかしらん。。。
アラフィフの私からすると、キーボードやマウスを使わない入力、それにあの小さな画面で決算書とか、うーん、、、という感じですが、
ツールが増えて手段の選択肢が増えるのはいいこと、かも。
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