「押し短歌」三首
私は何度か住まいを変えながら、現在の場所に落ち着いています。
自然に恵まれ、人がやさしく、食べるものがとてもおいしい!
この場所が好きなのです。
この街に 住まえることのありがたさ 山河も海も我をなぐさむ
(このまちに すまえることのありがたさ さんがもうみも われをなぐさむ)
(解説)
山も川もそして海も近く、いつも私をなぐさめてくれるこの街に住めて本当に良かったと感謝しています。
線路沿いの 田んぼのみちに曼殊沙華 今年も咲きて心うきたつ
(せんろぞいの たんぼのみちにまんじゅしゃげ ことしもさきて こころうきたつ)
(解説)
毎年この時期に咲く彼岸花が、農道に今年も真っ赤な花を咲かせます。あの赤色はいくつになっても心を浮き立たせてくれます。
田には鷺 川にマガモの姿見て 山はよそおうこの場所が好き
(たにはさぎ かわにまがものすがたみて やまはよそおうこのばしょがすき)
(解説)
私の暮らす場所は、収穫のすんだ田には白鷺が集い、川にはマガモが泳いでいます。山は秋色にそまりながら見守るようにそびえるこの場所が好きです。
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