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#かけだしマネージャー が約3ヶ月で考えたこと、行動したこと、学んだことを言語化してみる

この記事は2022年CAMPFIRE Advent Calendarの14日目の記事です🎄

こんにちは!クラウドファンディングサービスCAMPFIREでデザインチームに所属している塩月(@oshiokeiko)です。
今年の10月からデザインチームのマネージャー職に挑戦しています。

約3ヶ月マネージャー職に向き合ってみて思うことは、マネージャーってむず!!ということです。世の中には、マネージャーになったけど動き方わからず迷走している人はそれなりにいそうなのに、ネットを漁ってもあまり出てこないんですよね…。

ということで、迷える塩月が #かけだしマネージャー代表として約3ヶ月で考えたこと、行動したこと、学んだことをアウトプットしてみることにしました。
世の #かけだしマネージャーさんたちに、何かしらお役に立てれば嬉しいです。

01.まずはチームとグループの違いを押さえよう

チームを束ねるマネージャー。ですがチームってそもそも何?を自分の中で定義できていますか?似たような言葉にグループというのがあります。チームグループ、2つには明確な違いがあります。

グループは、共通の性質で集まった団体の事を言い、目的の有無は問いません。一方、チームは共通の目的を持ち、メンバー同士協力し合いながら行動します。

チームと名前がついていても、フリーランスのように互いに干渉せず個人成果を求めて仕事を進めるような環境なら、それはチームとは言わずグループになります。

チームをより良くする(作る)ためにどういう意識や行動が必要なのか。そこを見極めるためにも、#かけだしマネージャーさんは、まずはチームってそもそも何?を押さえておきましょう。

02.手段が目的になっていないか考えよう

マネージャーの仕事とは何か?という本は沢山ありますが、#駆け出しマネージャーさんは、読めば読むほど沼る可能性あるなと思っています。(なぜなら私がそうだから!)

  • チームの目標を立てる

  • 1on1をする

  • タスクをアサインする

  • 会議をファシリテーションする

  • 環境整備する

  • メンバーを評価する

  • 新たなメンバーを採用する

  • etc…

やることはいっぱい書いてあるので、下手するとこれらをやることが目的になりがちです。ただ、これらは本来の目的を達成するための手段。私がたどり着いた答えとしては以下。

チームメンバーが100%能力を発揮できるように、何でもやる。

マネージャーの仕事はコレとコレ。と決めすぎず、チームメンバーが100%能力を発揮できるようやれることは何でもやるスタンスでいる方がよさそう。(できてるとは言ってない)というのが3ヶ月やってみての体感値です。

03.すでに活躍しているマネージャーと話してみよう

マネージャーの仕事は、会社や組織ごとに定義が違います。
なぜかというと、マネージャーの本や記事を読んだりした時に、参考にならないと感じるものは山ほどあるからです。
なので、#かけだしマネージャーさんの場合、すでに社内で活躍されているマネージャーさんと話す機会を作りましょう。なぜならその人は、会社が求めるマネージャーを既にこなしている人だから!

これは社内のマネージャーさんと話した時のfigjamです。質問をあらかじめ付箋に書き出して質問してみたり、言っていたことを構造的に整理したりしてみています。

話す機会を重ねるうちに、ぼんやり、この会社で求められているマネージャーってこんな感じ?みたいなのが見えてきます。
話す機会を作ることでコネクションも広がるし、相談しやすいメンターも見つけられる可能性もあり、いいことだらけです。

04.役職が上の人と話そう

担当の時は"自分ができないことができるようになる"という自身への成長実感だけでも業務ができていました。
しかし、マネージャーになると自身がプロダクトやサービスの向かいたい方向性を理解していないと、チームを誤った方向へ誘導してしまう危険性があります。注力すべきでないタスクに注力するよう伝えてしまったり、重要度が高いタスクへのサポートをおろそかにしてしまったり。
なので、私はPM兼執行役員CPOのm11hさんに隔週で1on1をしてもらっています。デザインマネージャー先輩である623さんとは毎日DailySyncとして10分共有会を行い、週一で1on1もしてもらっています。
また、積極的に立場が上の人へMTGを打診し、共有認識を持てるよう意識してみることにしました。

議論の瞬発力も身につくし(今全然なくて凹む日々)自分の脳だけでは思いもよらなかった視点をもらえるので、少しずつ視座が上がっている感じがしています。

05.ネガティブケイパビリティが必要だ

"ネガティブケイパビリティ"とは、詩人ジョン・キーツが提唱したとされている用語で「どうにも答えの出ない、対処しようのない事態に耐える能力」「不確実さや不思議さ、懐疑の中にいることができる能力」を意味します。

【ネガティブケイパビリティ】
・どうにも答えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える能力
・性急に証明や理由を求めずに、不確実さや不思議さ、懐疑の中にいることができる能力

#かけだしマネージャーは問題があるとそれを解決しないと!と焦ってしまう → すぐに解決難しい → 自分は無能だ と一気にダウナーモードに陥る可能性高いなと思っています。
この概念を知り、すぐに解決できないことをもあるんだな〜。と思いましょう。少し心が軽くなります。

最後に

いかがでしたか?
#かけだしマネージャーで迷走している方の何かしら参考になれば幸いです。
同じように#かけだしマネージャーの方で自分はこんなことやったよ〜というものがあればぜひtwitterでハッシュタグ『#かけだしマネージャー』付けて教えてください😃
既にご活躍されているマネージャーのパイセン方、こんなこと自分はやってたよ〜。などなどもお待ちしております!

おすすめの書籍たち 

マネージャー業務に役立ちそうな本をいくつか置いておきます。

↓チームとはなんぞ?を知りたい方はこちら

↓心理的安全性=ぬるい職場ではありません!正しい心理的安全性の知識を学びたい方はこちら

↓デザインチームの組織構造はどういうものが最適なのか?組織構築について知りたい方はこちら

↓マネージャーってどんな仕事?をマクロ視点で書いてくれています。1on1の時に役立つチェックシートが特典でついてました。

↓マネージャーの1日レベルでミクロにやることを書いてくれています。専門職のマネージャー本っぽく見えるかもですが、誰にでも役立つことが書いてあります。

↓1on1や対話を行う上でめちゃ役立つ本です。対話の引き出しを増やしたい方にもおすすめです。

↓マネージャーをすると会議等のファシリテーションをする場面が増えます。問いかけ方次第で会議は魅力的な場に変化します。問いかけ方を身につけたい方は是非。

↓ざっくりマネジメントとは何かを掴むことができます。マネージャーでなくても読むと組織で働くコツがわかりそうです。

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