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働き方: 会社には3つの仕事しかない

ちょっと言い過ぎかも知れませんが、個人的にそう思っています。部下との面談の時に、このように聞いています。
『あなたが、やりたい仕事は何ですか?』
『あなたが、やれる仕事は何ですか?』
『あなたが、やらなければならない仕事は?』

3つの仕事の基礎

・やりたい仕事 = Want
・やれる仕事 = Can
・やらなければならない仕事 = Must

必要なのは、この3種類だけ。言い出すと他にも出てきますが、この3つでだいたい事足ります。この3つを使った方程式の一部をご紹介します。

『やりたい仕事』の方程式

例えば、 就職する時や新入社員の場合。『やれる=できる仕事』は、たぶんありません。であるならば、最優先すべきは『やりたい仕事』にしてはどうでしょう?『やりたい仕事』が『やらなければならない仕事』になると、ひとまずやる気にはなりませんか?

『やりたい仕事』=『やらなければならない仕事』

やりたい事を仕事にできたら、それはとても幸せを感じるでしょう。やり甲斐も感じられるはず。しかし、それは『やれる仕事』ではない事があります。

『やりたい仕事』≠『やれる仕事』

この状態は、ふたつのパターンが起きます。ひとつは、モチベーション高く取り組み、できなかった仕事を、『やれる仕事』にしてしまう。つまり『≠』『=』に変えてしまう。成長状態ですね。ステキです。

『やりたい仕事』=『やらなければならない仕事』=『やれる仕事』→ 最高の状態!!

最高の状態です!これを目指す事が、重要です。しかし、必ずしもそうなるとは限りません。

『やりたい仕事』≠『やれる仕事』

ふたつ目の状態は、『やりたい仕事』『やれる仕事』でない、つまり『できない仕事』であり、その時間や期間が長く続くと、そのストレスは最高潮に達します。諦めや、挫折が最も起きやすい状況になります。この状態を乗り越えて成長を掴み取りましょう!

安定の法則

『やれる仕事』=『やらなければならない仕事』

『やりたい仕事』かどうかは別にして、この時、実はとても安定します。最も長く、高いパフォーマンスをあげられる状態です。過度なモチベーションが無いため、絶妙に安定します。精神的に安定するので楽です。会社で成果や評価を狙いやすい状態。

『やらなければならない仕事』の方程式

『やりたい仕事』=『やれる仕事』

この状態は、超ポジティブです。やりたい事を実行できる状態ですから。が、しかしココが会社の難しいところ。『やらなければならない仕事』でない事があります。つまり『やらなくて良い仕事』。

『やりたい仕事』=『やれる仕事』≠『やらなければならない仕事』

本人は、モチベーションとスキルのバランスが良いので やりたい気持ち満載。ただ会社が望まない。仕事面で、最も需要と供給のバランスが崩れた状況です。異動や転職欲求が最も噴出するケースです。本人は『やりたい仕事』が何であるのか発信すべきでしょうし、会社は少しでも意向を汲んであげ、バランスをとってあげたい。
バランスの取り方は....

『やりたい仕事』=『やれる仕事』
+
『やらなければならない仕事』

『やらなければならない仕事』と引き換えに、『やりたい仕事』をやれる状況を作ってあげる。そもそも『やらなければならない仕事』は、『給料』という対価とバーターですから、実は、本人にとって結構有利な取り引きです。

『やりたい仕事』が変わる法則

『やれる仕事』 ↑増加
『やりたい仕事』→変化

『やれる仕事』を増やしてしまうと、別の状態が起こる事があります。『やりたい仕事』が変わっていきます。これ、八割以上の確率で起こります。でもこれ、ポジティブだと思いますよ。だってあなたが成長してるから、やりたい仕事が変わっている訳で。
「将来転職するために、やれる仕事を増やす!」と頑張りすぎると、何に転職したいのか決められなくなる....ポジティブあるあるですね。この成長を繰り返した先に出てくる『本当にやりたい仕事』は、天職になるかも知れません。

『やりたい仕事: Want』を『やれる仕事: Can』にして、『やらなければならない仕事: Must』にできたらサイコーです!
みんな、がんばろう!

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