不妊症に共通する症状とは?
こんにちは。
兵庫県豊岡市で妊活サポートをさせて頂いています、妊活×東洋医学の専門家の藤川圭一です。
今回は不妊症の方に共通する症状というテーマで書いて行きたいと思います。
不妊症の方に共通する症状は、、、
■生理痛
■生理不順
■肩こり
■冷え性
この4つの症状です。
4つの症状をみんな持っている方もいれば、2つや、3つの方もいます。1つの症状だけの方はほとんどいないですね。
この症状があると、なぜ妊娠しにくい体になってしまうのか?原因を探っていきたいと思います。
■生理痛
生理痛ってあるのが当たり前みたいになってますが、そんな事はないんです。
逆で無いのが当たり前、もしくは痛みがあっても鎮痛剤に頼らなくても平気な程度。
子宮は筋肉の塊で、弾力性ががあって伸びたり、縮んだりします。
生理の時は、子宮内膜を押し出すためにギュッと収縮するんですね。この収縮作用を促すホルモンであるプロスタグランジンが子宮内膜から産生されます。
生理の痛みはプロスタグランジンが原因です。
この物質がすぐになくなれば、痛みは感じにくく、長く留まっている状況だと痛みが強く出たりします。
ホルモンなので血流に乗って作用します。
なので子宮内の血流が悪いとプロスタグランジンが居座り続けるので、痛みを感じやすくなります。
生理痛の改善には子宮内の血流の改善がポイントになります。
■生理不順
生理不順があると、排卵時期がわかりにくいので、タイミングが取りづらいですよね。
生理不順は主に脳や卵巣でのホルモンの受け渡しが悪かったり、ホルモン産生の問題で起きる事があります。
解決方法としては、自律神経のバランスを整えることです。
自律神経の交感神経が優位な状態では、ストレスから体を守る事に重点が置かれます。
なのでホルモンを分泌を統括する視床下部は、優先的にストレスに対抗するホルモン分泌を促します。
生理に関係する女性ホルモンの分泌は二の次になってしまいます。
また交感神経が優位な状態では血管が収縮するので特に細い血管は、血流が悪くなるので、ホルモンが届きにくくなり、生理不順が起きやすくなります。
■肩こり
肩こりは肩部分の痛み物質が流れないことで起こります。
つまり血流が悪いということです。
また肩こりがある人は、必ず首も肩と同じように筋肉が固くなっています。首の筋肉が固くなると脳にいく血流が悪くなるので、脳の栄養不足、ホルモンの産生に影響が出てしまいます。
また東洋医学では肩こりがひどい人は「瘀血」(おけつ)といって血液が汚れてドロドロ状態で流れが悪くなっていると考えます。
肩こりは「瘀血」のサインとも言えます。
■冷え性
冷え性はほとんどの女性にあると思います。
冷え性は特に足の冷えを重要視します。
なぜなら足が冷たいと足から心臓へ戻る静脈が冷やされて鼠径部を通る時に子宮や卵巣がある下腹も冷やしてしまう事になるからです。
足が冷たくなる原因としては、
・運動不足で下半身の筋肉がしっかり使えていない
・足指の筋肉が使えていないので血流が悪い
・冷たいものばかり食べている
・冷たいフローリングの床を素足で歩いている
・くるぶしまで覆う靴下を履かない
・血液がドロドロで流れにくい
・交感神経が緊張していて毛細血管の流れが悪い
が挙げられます。
症状の改善のポイント
いかがでしたか?
不妊症の方の多くがこの4つの症状、いずれかをお持ちです。
この4つの症状に共通するのが、
・自律神経の交感神経の緊張のし過ぎ(常に体が戦闘状態)
・瘀血(おけつ)があり血液がドロドロの状態
この2つをしっかり正常に戻してあげることで、それぞれの症状は軽減していき妊娠しやすい体質に変わっていきます。
改善のポイントとして
交感神経の緊張を和らげるには
・リラックス時間を作る
・腹式呼吸を取り入れる
・睡眠の質を上げる、早めに寝る
瘀血を改善するには
・水を飲む習慣を作る
・食事は食べすぎない(腹8分目まで)
・代謝をよくする(下半身の運動をするスクワットなど)
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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