Kei

書きたいことを綴り、学びたいことを愉しむ。アラフォー男の令和徒然草。気ままに更新中。

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最近の記事

「おちんちん」の話をしようか

 「犬が人を噛んでもニュースにならないが、人が犬を噛めばニュースになる」のは重々承知しているが、最近は重く心に伸し掛かるニュースが以前にも増して多いように感じる。  どこかの国の学校が、どこかの国の軍隊によって空爆され、何の罪もない多くの子どもたちが命を落とすのはあまりにも非情すぎないか。世界中の人たちがシュプレヒコールを上げても、偉い人たちがサミットで話し合っても、一向に争いが収まらぬ現状をどう理解すれば良いだろう。  「あ!かじだよー!かじだ!見てみてー」  空爆さ

    • 夢見るNINTENDO64

       若者を形容する語として「Z世代」をよく耳にするが、自分の世代は一体何になるのだろうかと思ってAI先生に聞いてみると、どうやら「プレッシャー世代」と定義づけられているらしい(ということは、金髪で国会に当院するあのセンセイもプレッシャーが故に…)。  物心が付いた頃にはバブルの狂想曲が幻影へと変わっていて、阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件などの暗いニュースが立て続けに発生し、その後も不況や就職難で成長の果実を“なめなめ”できなかった不遇の世代だが、そんな我々でも誇れる体験が

      • 慟哭

         日曜日の昼下がり、今週もルーティンである“そうめんつゆ作り”が始まる。夏といえばすいか、かき氷、揖保乃糸だが、小生にはこだわりが一つあり、つゆは必ず自作することにしている。  しょうゆ、みりん、鰹節、だしで作ることが多いのだが、しょうゆには濃口と淡口があり、だしにも白だし、鰹だし、ほんだしと無数のパターンがあるわけで、ミクロな調合の匙加減が、味を自由自在に変えていく。まだ味わわぬ旨さを求めて、毎週修行中だ。そして、決して冷やすことなく温かいままで食べるスタイルも忘れてはな

        • めっちゃめちゃにして…

           いくつになっても情報収集に余念のない小生は、日々あらゆるツールを駆使して森羅万象アンテナを張り巡らせてネタを仕入れている。大トロ級のネタが舞い込んできたら、数日間は何かにつけて話をそのネタに寄せ続けるため、周囲にはさぞ迷惑に違いない。  最近の“大トロ”は、意外な方向から突き刺さってきた。  Nintendo Switch Onlineに加入すると、ファミコンに代表される懐かしのレトロゲームが遊び放題となり、最近では別料金でNINTENDO64のゲームもサブスクの恩恵を

        「おちんちん」の話をしようか

          拍手よありがとう

           …こ・ん・ば・ん・は♡  久しぶりに書こうとすると、どうも照れくさい。昔、久米宏がニュースステーションを突然降板し、数ヶ月後に髭を蓄えてしれっと復活した時と同じように、妙にラフに登場したくなる。  この数ヶ月、世の中はいろいろと動いていたかもしれないが、小生は平常運転で過ごしている。いや、正確にいうと、さざ波はあったような気もして、今も潮が引いていないような感もあるが、そんなことは今はいい。  齢を一つ重ねたことだし、なんか書いてみっか。  先日、これも恥ずかしなが

          拍手よありがとう

          “まさか”のお正月

           本来ならば前回の記事の続きで、『可愛くてごめん』『ひろがるスカイ!プリキュア ~Hero Girls~』について熱弁を振るう予定だったが、いつの間にか2023年が遠い彼方へ追いやられてしまい、戦意を喪失してしまったので、今回はギアチェンジの意を込めてお正月の話をしていきたい。  幼き頃からお正月と言えばおせち・お年玉・ぐうたらの三点セットであり、三が日はインフィニティ・ダラダラが可能な天上の聖域だった。ところが昨年、お正月に“まさかの事態”が発生し、人生で初めてダラダラを

          “まさか”のお正月

          2023年流行歌アゲインⅠ〜最強で無敵のアイドルへ〜

           時が経つのは早いもので、今年もあと一週間となった。どんな一年だったかを振り返る際、肴となるのはやはり“流行歌”で、国民的ヒット曲が絶滅危惧種となり、音楽自体が無限消費財と化しても、産声を上げて間もないヒットチューンはいつの時代もかけがえのない友だ。  J-POP全盛時代を知る我々40代としては、「最近の曲なんて…」「もう若者についていけない」と思いたい気持ちもわからんでもないが、全世代縦断型のトレンドとなっていないだけで、クオリティはあの頃と遜色ない。  今回は後世に語

          2023年流行歌アゲインⅠ〜最強で無敵のアイドルへ〜

          ラヴ・イズ・オーヴァーで笑うなんて

           日曜日の昼下がり、家で昼食を嗜んでいると、テレビから"国民的キンコンカン"が爽快に鳴り響き、全国各地から自慢の歌声が届いてくる。  軽快に踊りながら歌う人もいれば、人生に思いを馳せて歌い上げる人もいて、一度見始めるとつい見入ってしまうのだが、この番組で大笑いしたことは今までに一度もない。  「歌の上手さを競う番組なのに、何を言ってるんだ」と思う方もいるかもしれない。確かに笑おうと思ってNHKのど自慢を見る人はいないだろうし、つボイノリオ『金太の大冒険』がたとえ歌われたと

          ラヴ・イズ・オーヴァーで笑うなんて

          30代からのドライブStyle

           週末の楽しみといえば何といってもドライブだ。土曜日は遠くのとこへ、日曜日はやや近場へ、お気に入りのBGMと共に我が愛車はどこまでも走り続けてゆく。おっと、BluetoothとWi-Fiテザリングでカーナビの情報感度を最強レベルに高めておくことも忘れずに。  本格的にドライブを楽しむようになったのは実は30代に入ってからだ。運転免許を取得したのは26歳なので、どちらかというと遅咲きの部類に入る。  都会で暮らしていると、そもそも自家用車の必要性を感じない。それに道もややこ

          30代からのドライブStyle

          Kindleなき世界を君たちはどう生きるか

           どこかへ外出するとき、ショルダーバッグに必ず入れるものがある。それは……夢、と言いたいところだが、現実には財布・スマホ・Kindleだ。  財布を無くすと大変なことになるのは説明不要で、スマホも「スマホを落としただけなのに」状態と化すので、もしバッグから見つからなければポーカーフェイスな小生でも滝のような汗が顔に滲み出るだろう。  そして、Kindle。言わずと知れたAmazonの電子書籍リーダーだ。「先生」という敬称を付けても良いくらい、今の小生にとっては欠かすことの

          Kindleなき世界を君たちはどう生きるか

          夏の日の2023

           夏はまた来るかもしれないが、「今年」の夏は二度と戻ってこない--classの名曲『夏の日の1993』は、学校では教えてくれない無情なる事実を"タブクリア"のように鋭利に突き付けていく。  『♪1993 恋をした oh 君に夢中 普通の女と思っていたけど~』  1993というキラーフレーズのプレミア感がいつ聞いてもたまらない。小生にとって1993の夏は台風の思い出しかなく、そもそもまだ異性を女と認識できていない年頃なので、今聞いても別にリアリティは何もないのだが、1983

          夏の日の2023

          BOOKS! ~今夜も魅力が止まらないノンフィクション編~

           小生の趣味をランキング化すると、不動の一位に輝くのは今も昔もやはり読書だ。学術本からバカ本まで、純文学からエロ本まで、何でもござれで活字を吸収しているが、ちとアウトプットが足りてやしないかい?居酒屋で軟骨の唐揚げを箸で摘まみながら、ビブリオバトルしたいんじゃないかい?  そこで今回は、近年刊行されたノンフィクション本を中心に、みなさまにもぜひ読んでほしい本たちをサクッと紹介していくこととしたい。  まずはこの一冊。 『2008年6月、太平洋上で漁船が突如として沈没し、

          BOOKS! ~今夜も魅力が止まらないノンフィクション編~

          我が青春のJ-POPプレイリスト②~カセット、MD、そしてサブスク~

           プレイリスト作りに必要なのは、何と言っても音源だ。どうせ聞くならば、AMラジオからカセットテープへ落とした“ロックアイス〆”のような生温い音源ではなく、“漁港直送“の如く最高鮮度を保った音源を望みたい。  J-POP全盛期('90年代後半)、10代が入手可能な最高鮮度の音源は紛れもなくCDだった。ただ、プレイリストとして聞くためには曲順編集の過程を経ねばならず、CD(CD-R)がその役割を果たすのはほんの少し後の時代となる。  では当時、一体どんな媒体で流行曲を追ってい

          我が青春のJ-POPプレイリスト②~カセット、MD、そしてサブスク~

          なんなの、愛って。なんなの、働くって。

             こどもちゃれんじを0歳3か月から受講している「あたち」は、○×※△!な言葉を発しているときから、絵本に親しんできた。  あれから4年。今では、すっかり絵本の虜になり……と書きたいところだが、そうは問屋が卸さない。絵本には一切興味を示さなくなった代わりに、パズルや数字が何よりも得意になり、小生よりも高速でプリキュアのジグソーパズルを仕上げていく。  ブラック企業の営業部長なのかと思うほど、とにかく数字が大好きな「あたち」が、数日前、最近にしては珍しく絵本をねだってき

          なんなの、愛って。なんなの、働くって。

          LOVE IS ALL MUSIC

           ひんやりとした暗闇の中、自宅周辺をウォーキングしていると、ふと頭の中に思い浮かんだ懐かしい曲があった。  小室哲哉は自分にとって間違いなくHeroだ。坂本龍一は「(小室哲哉の音楽は)日本人の耳を教育した」とかつてTV番組で話していたが、私だってJ-POP全盛期に浴びるようにTK musicを聞き込んだせいか、徹底的に教育されている。ドライなのに涙腺を締め上げて「くっつく」感覚を音楽で表現できるのは、後にも先にも小室哲哉しかいない。  1996年、音楽番組で“Hero小室

          LOVE IS ALL MUSIC

          40歳になったら 40歳になったら 友達何人できるかな

           今からちょうど10年前、あれは30歳の夏。当時住んでいた家の近所にすた丼屋の店がオープンした。すた丼とは、豚肉をにんにく醤油で炒めて、さらに生卵をピットインするというB級グルメ界隈の豪華絢爛メニューであり、単品で1,000kcalを超える本邦有数のハイカロリーメニューでもある。  胸躍らせて入店し、当然の如くすた丼を注文したときは、「飯増しにしとけばよかった…」と後悔したほどだが、着丼して米粒を胃に流し込んでいると、ある異変に気付いた。  完食ができない…!!  今ま

          40歳になったら 40歳になったら 友達何人できるかな