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砂漠で夕陽を観るより贅沢なことって、、、?

こんにちは、憧れていたバックパッカーになり
アフリカ大陸をひとり旅しているけいかです。

エジプトにきて2週間が経ちました、早い、!

初めての1人海外、未知のアフリカ、
右も左も、上も下もわからない。
見るもの全てが初めてで、
水の買い方も、トイレの使い方さえわからない、
初めはそんな赤ちゃんのような私でしたが、
2週間経った今では、迫り来る車を交わしながら
大道路を横断できるくらいにはなりました(笑)

エジプトでは2週間で3つの地域を周り、
同じエジプトとは思えないほどガラリと変わる
街の景色や気候、文化に日々驚かされています。

そして有難いことに行くところ行くところで
素敵な出逢いに恵まれ、何もわからない私に
ご飯の食べ方からバスの乗り方まで全てを教えてくれ、心配してメッセージをくれたり、遊びに連れ回してくれるなど、沢山の方にお世話してもらっています。

だからひとりだけど、ひとりじゃないんですね(笑)
もちろん日本にいる仲間たちとも常に繋がっている気持ちです。
本当に、私のバック強すぎるなぁと感じています。(笑)

エジプトは想像以上に観光スポットが多く、
毎日のように出歩き、どこまでも続く砂漠でティーを飲みながら夕陽を眺めたり、ピラミッドや博物館など古代の人達が遺した素晴らしい遺跡や資料をみたり、馬を1人で乗りこなしたり、地中海やナイル川でボートに乗ったり、毎日が刺激的で本当に貴重な経験をしてるなぁ、と実感しています。

砂漠で夕陽を眺めながらティー

ただ、2週間経って、観光地を回って
友達に、ここお勧めだよ!ここめっちゃ凄いよ!
って色んなとこ教えて貰って、
次行くところ、今日することを考えてると
なんか、違うなぁ。
そんなことを思ってしまうんです。

壮大な砂漠の中で真っ赤に染まる夕陽をみても
なんだかパッとしない。

何を見たいんだろう?何がしたいんだろう?
何を食べたいんだろう?何でここにいるんだろう?

移動中のバスの中そんなことぼーっと考えているときに、Instagramで谷口たかひささんの投稿が目に留まりました。

『60ヶ国を旅して1番美味しかったご飯は?』

『おばあちゃんもおとうさんも生きていた頃に、家族みんなで食卓を囲んで食べていたごはん』

やっぱりそうだよね、と涙が溢れました。

そういえば、私はとっても寂しがり屋。
6人兄弟の3番目で、何をするにしてもどこに行くにしてもお姉ちゃんの後ろについてまわっていました。
誰かの後ろについて回ってばっかりで、
控え目で意志もこだわりも弱く、
“どっちでもいいよ”が口癖でした。
友達といれるならどこに行ったって
何をしたってそれでよかった。

でもそれがベストだったんだって、それを私は選択していたんだって、今気づきました。

知らない曲や俳優の話題で盛り上がっていても
みんなの楽しそうな顔みているだけで楽しかった。
特別美味しいご飯を食べてるわけじゃなくても
一緒に食卓を囲んでおしゃべりしてくれるあなたがいるならそれで幸せだった。

そんな“誰か”が基準の日々から
“私”が基準のひとり旅。

なんか、違うの “なんか”は
大好きな友達が横に居ないこと。

“何をするかより誰といるか”

本当にそうだなぁと思います。

壮大な砂漠の中で真っ赤に染まる夕陽を観るなんて贅沢!って思うかもしれないけど、
大好きな人と顔をみて笑いあえること以上に贅沢なことなんてないと感じています。

この2週間に訪れた場所で、もう一度来たいと
思う場所はひとつ、アレクサンドリア。
特に有名な観光地があったわけではなく、
ただ、そこで出逢った人に会いに帰りたい。
きっと、この旅が終わって、もう一度アフリカにくることがあるなら、会いたい人に逢いに行く旅になりそうだなぁ、と早々に思っています(笑)

ただ、この旅の目的は “経験”。
だから、少しくらい寂しくても今はそれを噛みしめて、大好きな仲間たちのことを想いながら、
目の前に広がる景色を、体験を味わおう。

そしてひとりだからこそ出逢える人や経験があることも事実です。ひとりじゃなかったらこんなに沢山の友達ができることもなかったし、こんなにお世話して気遣ってくれる人にも出逢わなかったでしょう。

ひとりだからこそ感じることのできる
刺激やわくわく。そして孤独。
精一杯に味わっていこうと思います。

まだまだ始まったばかりの旅ですが、
感じることも考えることも溢れて消化不良を起こしています(笑)
これから少しずつnoteに記録していこうと思いますので、これからどうぞよろしくお願い致します。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

蛍花

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