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人と歴史と文学とーー参考書籍ご紹介

GWも後半にさしかかりましたが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

5月2日は八十八夜、そして、明日5日は立夏です。暦の上では明日からもう夏なのですね😊

以前にも書いたことがありますが、『独孤伽羅ーー皇后の願い』という中国ドラマ、2年前に地上波放送で途中から見る機会があり、その後、アマゾンprimeで何とか全話視聴完了。そして、今回、連休が始まる前に、3回目の放送を見終えました。

独孤氏の三姉妹はそれぞれ、北周の皇后、隋の皇后、唐の初代皇帝の母という重要な役割を担ったわけですが、ドラマとしての脚色を差し引いても、何だか気になる一族ですね。

まずは一人の人物に注目し、その人物が身を置いていた時代・歴史、或いは、その時代の文学作品などに興味を広げていく・・・

または、その逆のパターンもありますね。

今日は、中国時代劇ドラマを見る時や漢詩講座の資料をまとめる際にとても重宝している本をご紹介します。


『中国時代劇がさらに楽しくなる 皇帝と皇后から見る中国の歴史』           

     監修:関眞興   著:菊池昌彦    辰巳出版


タイトルの通り、Ⅰ章で「これは必見! 中国時代劇10選」をピックアップし、

Ⅱ章で中国の王朝史を丁寧に紹介、

Ⅲ章では歴代王朝の皇帝皇后を巡る詳しいエピソードが語られています。

中国時代劇の参考書としてはもちろん、中国史についてもかなり深く学べることと思います。

この本との出会いは、何と近所のスーパーでした。スーパーのレジ横の雑誌などが並べられた棚、ある日、列に並びながらぼんやりその棚に目をやり、ふと見つけたのがこの本でした。ためらうことなくカゴに入れた私。

スーパーのレジ横に、この本を選んで置いてくださった方はこの本が売れると思われたのでしょうか?

それとも、野菜など日常の買い物と一緒に、この本をカゴに入れて、レジに向かった私が「変人」なのでしょうか?

いずれにしてもスーパーの方の選書眼に心から感謝!!

「人」の生き様が気になる私にとって、何よりの参考書になっています。

新緑の美しい季節ですが、アウトドアに疲れた時には気軽に歴史トリップを楽しんでみてくださいね。



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