見出し画像

プロフィール2023

元高校国語教師の桂花と申します。2020年春に退職しました。(現在は非常勤で勤務中)以下は、私の簡単なプロフィールです。
*******
大学での専攻は中国文学(現代文学)。高校3年の春、『老子』の「無為自然」の在り方に憧れて、中国文学を学ぼうと決心。古典(漢文)を専攻するつもりで進学したのに、3年次夏休みの短期留学で、茹志鹃(じょしけん)という女性作家の講演を聞いたことがきっかけとなり、その人柄に惹かれて研究対象を変更し、彼女の作品を卒論のテーマに! 

大学卒業後は高校教師になったものの、その一方で中国語への夢も諦めきれず、仕事の傍ら通訳養成校に通うこと7年半、通訳レッスンに励む。また、クラスメートと共に通訳ガイド(当時)試験のための学習会を開いて、資格を取得。

しかし、通訳レッスンの先の自分像が見えなくなりかけていた30代半ばに、それまで心の中で温めてきた大学院進学が実現する。通訳養成校のクラスメートから聞いた社会人大学院開設の情報が、私を人生の次なるステージへと導いてくれたのだ。

34歳の春から2年間、昼間は通常勤務、夜は社会人大学院で研究という夢のような日々を(体力の限界に挑戦しながら)過ごし、作家論として修士論文をまとめることで、自分にとっての長年の宿題を完成させることができた。

その後結婚、出産を経て、子育てと仕事の両立に悪戦苦闘する生活の中で、中国語に触れる機会のない生活が続いた。

そして、退職を1年後に控えた時期に、新たなステージへの出会いが訪れる。錆び付いていた中国語のブラッシュアップとコーチングである。

2019年春、初めてコーチングを受ける機会に恵まれた。中国語との関わり方も含めて、退職後の自分の生き方を前向きに考えられるようになり、その後、コーチングを受ける側、実践する側の両方の立場を体験したことで、ゴールを見据えて進むことの大切さを改めて実感することができた。

今後は、中国語と日本語という二つのことばとそれぞれが持つ文化を繋ぐアドバイザーとして、より多くの方に「ことばと文化」に親しんでいただけるような場を作る活動に力を注いでいきたいと考えている。

その活動の一環として、2021年秋より、現代中国語による朗読を取り入れたオンラインでの漢詩講座を開講中。

資格:全国通訳案内士(中国語)・漢字検定準1級


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?