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七夕かざり

上段中央は、楽紙館で購入したお飾り。

今日はひたすら、画用紙で葉形を切り抜く作業。

今週、アトリエで七夕飾りを作ろうと思って、その準備。

平安時代には、かじの葉に願いを書いて飾ったことから、
今でも伝統的な七夕飾りとして伝わっている、
かじの葉の七夕飾り。

七夕の伝統的な飾りって、いろいろあるけど、

でも、教室で作ろうと思うと、
絵画技法を使えて、それぞれのオリジナリティを入れられて、

かつ、うちのアトリエの、年長から中学生までの各年代が楽しめる、変化できる難易度と内容。
予算と材料。

意外と難しいのです。

小さな子だけ、切り抜いておこうかと思ったけど、切り始めたら案外難しく、
いろいろ考えて、全部切っておくことに。

朝から2時間くらい切っていて、まだ半分くらい。
手が痛いな、と思って、ひと息つくと、

目の前の机に、郵送された際の巻きぐせを伸ばしている、
伏見稲荷大社の夏のお祭りの行灯画の紙を見る。

これも、〆切がもう、かなり迫っている。
あと数日だけど、図案が決まらない。

昨年の伏見稲荷大社の本宮祭
昨年、献画した行灯画
夜、灯が入った様子

なんか、今、私…
ものすごく「和」だなって、思いました。

アトリエの机上も、私の頭の中も。

もともと、日本画家なので…しかも京都の。

他の人からみれば、
常にどっぷり「和」に浸かってる人間なんだろうけど、

なんか、夏って、すごく「和」だなって思いました。

もうすぐ祇園祭りも始まる。

ご時世で、何年か浴衣を着ていない。

長女はもう、私の中高生の頃の浴衣が着れるだろうか。
帯は少し傷んでいるから、半幅帯を買ってやろう。
自分の時とは違う色目にしてみようか。
半幅帯くらいなら、
しばらく着付けをしていない今でも、
まあ気楽に結んでやれるかな。

次女は、長女の浴衣の肩上げとおはしょりを直さないと。

私も、もし着るなら、帯の色目を地味にしたら、まだあの浴衣が着れるかな…

なんて、今週に入ってから考えはじめていて。

お正月よりも、
もしかして夏のほうが、
より「和」に浸る季節かもしれません。

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