魔術師（THE MAGICIAN）【今日から深まる！タロットリーディング】

こんにちは！占い師の伴奏慧樹（ばんそうけいじゅ）です！

タロットカードを細かい象徴から読み解き、理解すれば、あなたのリーディングはもっと楽しくなり、能力はもっと高まるでしょう。占いは単なる暗記ではなく、自分の直感を使うことが大切です。

今回は、ライダー版『魔術師（THE MAGICIAN）』を象徴から考察していきます。

【『魔術師』の基本】

若い男が、杖を持った右手で上を、左手で地面を指しています。彼の目の前に置かれた机のうえには、道具が置かれています。周囲をバラとユリに囲まれています。

①黄色い背景

「黄色」は「浄化するための色」です。ですから、黄色い背景は「浄化されている状態・環境」＝「邪魔が入らない状況」であることを示しています。邪魔が入らないので、すべてが自分の思い通りであり、すべてが自分のコントロール下にある状態です。そのため「やろう！」と思ったことは、実行するだけで、すべてうまくいく状況にあるのです。

思いつきが”必ず”うまくいく

テレビアニメ『おさるのジョージ』に登場するサルのジョージは、黄色い背景で描かれることが多いキャラクターです。

『おさるのジョージ』のストーリーをNHK公式サイトでは、以下のように説明されています。

黄色い帽子のおじさんと一緒に住んでいるジョージは、好奇心いっぱいのこざる。
身のまわりにあるもの、起こること・・・なんでも知りたいことばかり。
何でもさわって、しらべてみたくてたまりません。
お鍋でゆでて柔らかくなるものは？　固くなるものは？　迷子になった時、元の場所に 戻る方法は？　包装紙の中には何が？ついつい手を出して、騒動を起こしてしまいます。 でもジョージはいつも楽しそう。失敗してもすぐにニコニコ。またいろいろなことに挑戦します。

出典：https://www.nhk-character.com/character/curiousgeorge.html

最後の部分に注目してください。「でもジョージはいつも楽しそう。失敗してもすぐにニコニコ。またいろいろなことに挑戦します。」とあります。ジョージは、人間の社会で生活し、人間の真似をしようとするサルですから、最初は当然失敗します。しかし、それが逆にアイデアを生み出したり、他の方法の伏線になったり、失敗が失敗で終わらないのです。最終的には、必ずハッピーエンドで物語は完結していきます。つまり、少し長期的な見方をすれば「おさるのジョージの行動には邪魔が入らない」ということができます。

「黄色い背景」は、このジョージのように、起こそうとしている状況に邪魔が入らないことを示しています。文字通りサルでもできる、行動あるのみの状況であることを象徴しているのです。

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ちなみに、おさるのジョージの行動がハッピーエンドにつながるのは、ジョージの飼い主である「黄色い帽子のおじさん」のおかげでもあります。飼い主ですから当然ですが、ピンチのときには必ず助けてくれます。ジョージにとっての世界は、飼い主である「黄色い帽子のおじさん」がほとんどすべてですから、やはり世界は「黄色」く、ジョージの行動は邪魔されることがないのです。

「黄色い帽子のおじさん」
出典：https://www.nhk-character.com/character/curiousgeorge.html