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【いだろぐ699】足元を掘り尽くせ。

昨日までエフェクチュエーションについて、この5つの原則について取り上げてきました。

  • 手中の鳥の原則:手持ちの手段から実現可能なアクションを考える。

  • 許容可能な損失の原則:期待利益より許容損失を意思決定の基準とする。

  • クレイジーキルトの原則:他者と協働し、新たな価値を創造する。

  • レモネードの原則:予期せぬ出来事をチャンスとして捉える。

  • 飛行機のパイロットの原則:上記4つの原則に基づいて行動し、コントロールできることに集中する。

本『エフェクチュエーション』の中で、著者中村龍太さんの「足元を掘れ」という言葉が印象に残っています。

自分の興味や経験、つまり手持ちの手段を掘り尽くすことの重要性を感じています。

子供の頃、世界は本当に予測不可能で、何か目的を持って行動するよりも、本能に近い形で興味に従っていました。

しかし成長するにつれ、予測可能な要素が増え、私たちは往々にして予測不可能な状況にもコーゼーションを適用する間違いを犯します。

エフェクチュエーションでは、未来やキャリアを予測不可能と捉え、手持ちの手段を最大限に活用して、許容できる損失の範囲内で、4つの原則のサイクルを回していくことが重要です。

現在、私の興味は「読むこと・書くこと」にあります。

書いているときと、読んでいる時が一番時間を忘れる。
書くのが上手くなりたいし、読むのがうまくなりたい。

新しい知識や考えを得ることは楽しい。
アウトプットすることで学びが編みこまれ、他者への働きかけを通して、相互作用が生まれる。

そのため、最近はもっぱら書く技術、本の読み方に関する本を中心に読んでいます。

ただ知識を得るだけでなく、実際に行動に移すことが重要です。

私は現在、note、個人ブログで発信、kindle本の出版をすすめています。

最初は不慣れで下手かもしれませんが、上達したいという気持ちと、人からのフィードバックを得ることで、当事者意識が高まるものです。

足元を掘り、許容できる範囲内で行動し、予期せぬことを前向きに捉えながら、他者との相互作用の中でできることを拡張していく。

これが新しいサイクルを作り出す過程です。

「足元を掘り尽くせ」という心構えで、今後も学びを深めていきたいです。

今日も良い一日を過ごしましょう。

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