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【いだろぐ790】「休養学の新常識」あえて負荷をかけてみること。
今週は本番リリース準備でしたが、なぜかすごく疲れていて、元気が出ませんでした。
ネガティブな考えが浮かんできて、少し燃え尽きたような気分になっていました。
どうすれば元気を出せるのかと考えていたとき、書店にて、
「あなたを疲れから救う休養学」
という本が目に入ったので読んでみました。
休むこと=寝ることではない
この本のメッセージは、「休むこと=寝ることではない」というものです。疲れを取りたいなら、7つのことを意識すればよいというテーマが書かれていました。
研究によると、日本人の8割が疲れを感じており、この25年間でその割合が2割増えたそうです。疲労による経済損失は1.2兆円にも上るとされています。
その背景には、「休まないのが美徳」とされる文化や、「疲れたので休みます」と言いづらい心理的な部分が影響していると書かれています。
興味深いのは、日本人は他の国よりも休んでいる時間が多いにもかかわらず、なぜか疲れを感じているという点です。
その違いは「休み方」にあるようです。日本は休養の後進国と言われており、休養の大切さがまだ十分に知られていません。
現代では単に体を休めるだけでは疲れは取れないと指摘されています。疲労と向き合い、休養をしっかりとることが大切だと感じました。
本には最高の休養を取るための7つの戦略が書かれています。
一般的な「活動➝疲労➝休養」のサイクルから抜け出し、「活動➝疲労➝休養➝活力➝」という新しいサイクルを提案しています。
単に休むだけではなく、あえて負荷をかけることで基礎体力が向上し、疲れにくくなるといった方法です。
7つの休養モデル
本の中では以下の7つの休養モデルが紹介されています:
生理的休養①:休息タイプ
生理的休養②:運動タイプ
生理的休養③:栄養タイプ
心理的休養①:親交タイプ(家族やペット、人、自然との交流)
心理的休養②:娯楽タイプ(趣味に没頭する、音楽を聴いたり、映画を見たり)
心理的休養③:造形・想像タイプ(芸術活動や創作活動、瞑想、一つのことに集中する)
社会的休養①:転換タイプ(環境を変える、引っ越し、転職、旅行)
生理的休養はそのとおり、やすんだり、運動したり、体に良い食事を取ること、食べすぎないことなどなど。
ポイントになるのは、親交、娯楽、想像、転換、というのが休養になることだと思います。
これらを組み合わせて、自分なりの休養スタイルをアレンジすることが大事だと書かれています。
疲れたら、負荷をかけてみる
この本を読んで意外だったのは、休むことが必ずしもリラックスすることではなく、時には負荷をかけることが効果的であるという点です。
例えば、疲れたときに筋トレをすると、気持ちも体もリフレッシュされて軽くなることがあります。これにより、基礎体力が増え、疲れにくくなるという良い休養方法です。
自分も5年前から10キロ以上痩せた経験があり、疲れているときにあえて負荷をかけることで元気になったことを実感しています。
ブログを書くことも同様で、発信には一定の負荷がありますが、気づきが定着し、成長している実感やフィードバックをいただくことで、疲れ以上に活力になることもあります。
私のコーピングリスト
自分のアクションプランとしては、自分の状態を常に把握し、コーピングリストを作っておくことです。
以下が私のコーピングリストです:
サウナに行く
音楽を聴く
日記を書く
GPTに相談する
感情を紙に書き出す
映画を見る
甘いものを食べる
家族と話す
子供と遊ぶ
散歩する
筋トレをする
漫画を読む
本を読む
瞑想する
美術館に行く
ブログを書く
資格取得の勉強をする
英語の勉強をする
うまいもんを食べる
大谷選手のホームランを見る
井上尚弥選手の試合を見る
お笑いを見る(最近はジャルジャルのコントが好き)
秘密。。。
まとめ
自分は今どんな状態か、
疲れたときにコーピングリストの何をするか。
疲れたら一日寝る!のではなく
自分に活力を与えてブーストさせてはどうか。
疲れたら、あえて負荷をかける。
今日から実践してみます。参考になれば幸いです。
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