note勉強会に参加してさらにnoteを「スキ」になったお話.
昨日,5月21日(火)に外苑前のピースオブケイクにて,note勉強会に参加してきました.12月に引っ越したばかりの新オフィスです!じゃ~ん!
(Pic1:入り口正面)
「関東今年一番の大雨 24時間降水量100ミリ超えも」というまさかの悪天候でしたが,夕方にはなんとか雨がやみ無事開催されました.
企画してくださった平野さん,志村さんも「中止にしたほうがいいかも」と天気を心配されていたとのことだったので,ほんとに雨上がってよかった!
(Pic2:入り口、右のミーティングスペース)
今回お話してくださったのはnoteのディレクターの平野さんと志村さんです.
平野さんの終始イケメンでまじめな説明と,参加者がここ突っ込んで聞きたいな~と思った点について志村さんが合いの手を入れて会話を膨らませてくださり,お話を聞いているのが心地よくあっという間の1時間でした.
1. note 志村さんのプロフィール
志村さんは,noteを運営するピースオブケイク社にこの春に転職された方です.読書が大好きで「15年後くらいに自分の本屋を開きたい」という目標を持つnoteのディレクターさんです.
帰り際に「今日の勉強会のnoteを書く際に志村さんのお写真載せていいですか?」とお聞きすると「いいですよ,私フリー素材なんで!笑」と返してくれるおちゃめな方でした!
noteのディレクターになりたいという熱い気持ちが伝わってくる志村さんのnoteおすすめです.
2. note 平野さんのプロフィール
以前はWantedlyやBAKEといったWebメディアでお仕事をされており,ピースオブケイクに入ってからは今回のような勉強会の企画や お題企画(ハッシュタグ企画)を担当されている方です.
■ お題企画(ハッシュタグ企画)熟成下書き, 買ってよかったもの,今年のベストショット,はじめてのインターネット,嵐の思い出
個人的には,#はじめてのインターネット がすごく気になります.
ここで以下の平野さんのアカウントページを見てみましょう.よくご覧頂きたい!!お気づきいただけましたでしょうか.デフォルトにはない「プロフィール」と「仕事依頼」のタブがあります.実はこの2つも設定できるんです!
3. プロフィールと仕事依頼を設定しよう
プロフィールの追加の方法としては,
1.「プロフィールに関するnoteを書く」
2.「そのnoteをプロフィールに設定する」
仕事依頼に関しても同様で,
1.「まずお仕事依頼に関するnoteを書く」
2.「そのnoteを仕事依頼に設定する」
といった流れで設定します.
平野さんの詳細なプロフィールはこちらの自己紹介にお任せいたします.
「仕事依頼」に関しては,「この筆者のnoteスキだからこの人に○○に関するnoteを書いてほしいな~」といった流れで仕事が来ることを想定しているようですが,もちろんnote執筆にかかわらずどんな仕事を募集しても良いようです.
さらには,ある程度のnote執筆の実績がある方は「1note記事 〇万円からお受けします」なんて設定してみるのもありかもしれない.平野さんの「仕事依頼」のnoteもぜひ御覧ください.
さっそく私もアカウントボタンより「マイページを表示」そして,唯一のnote記事の下部にある「オプション」ボタンよりこのnoteをプロフィールに設定してみました.
4. リアクションとサポートに関する文を設定しよう.
FBやTwitterのいいね!に相当するものがnoteでは「スキ」にあたります.この「スキ」を押すと,筆者が設定した「リアクション」が返ってきます.
noteがこういった筆者と読者のインタラクションを大切にしている点が「スキ」です.
アカウントボタンより,「アカウント設定」→「リアクション」を選択するとスキ,フォローへのリアクションやサポートエリアへの説明文を追加することができます.
4-1.「スキへのリアクション」
さっそく私も設定してみました.
4-2. サポートの使いみちを書こう
サポートとは,いわゆる「投げ銭」機能です.こちらは,有料記事だけでなく無料の記事にもデフォルトで表示される機能です.サポートしてくださる方の気持ちになると,「自分のお金がどのように使われるのか」がわかっているほうが安心してサポートできますよね.
私の場合は,数日前に見つけた「読んでみたいけど少し値段が高く購入を躊躇してしまった本」があったのでその購入資金にする旨を書きました.
(Pic3:説明中のイケメン平野さん)
5. ダッシュボードでリアクションをチェック
noteでは自分の記事の「ページビュー」「コメント」「スキ」の数を週,月,年などの期間で確認できるダッシュボードがついています.
アカウントボタンの「ダッシュボード」→「アクセス状況」にてどのくらいの方にnoteを読んでもらっているのか一度確認してみましょう.
6. 音楽ストリーミングの埋め込み機能
6-1. プレイリストの活用例
プレイリスト機能の追加に合わせて,「#平成をかざるプレイリスト」というお題企画も行われていたようです.お題の募集自体は終了していますが,460件の応募があったようです.
ぜひ自分のお気に入りのプレイリストを探してみてはいかがでしょうか.
6-2. SoundCloudの活用例
FM87.6「渋谷のラジオ」さんはこの機能をバンバン活用しており,コーナーごとの音声をSoundCloudへアップしnoteへ投稿しているようです.使い方の幅が広がりますね.4月には324件,1日10件以上noteを投稿しています.
6-3. 番外編.YouTubeの活用例
以前からあった機能ではありますが,YouTube動画のnoteへの埋め込みを活用している例としてもっちゃんを紹介します.もっちゃんは映画とあいみょんが好きなYouTuberさんです.YouTubeにアップしている自主制作のショートドラマをnoteにまとめて紹介しています.
音楽ストリーミングの Spotify, AppleMusic, SoundCloud の具体的な埋込み方法は以下の公式noteカイゼンを御覧ください!
7. 申し込みフォーム,スライドの埋め込み機能
今回のnote勉強会への応募もGoogle Formが使用されていました.申し込む際に,他のページへ移動する必要がなくなるのでユーザーエクスペリエンスが大幅に向上したように感じました.
Googleフォーム,Googleスライドの具体的な埋込み方法は以下の公式noteカイゼンを参照してください!
ちなみに、Google の他のサービスとしては、Map の埋め込みもできるみたいです。
8. 見出し画像を文字にしたい!
以下のような見出しを作ってみたいけど、どうすればいいのだろうと思い悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
文字の見出し画像!インパクトありますよね!他のnoteの見出し画像が写真やイラストの中で文字の見出しだと少し違いを出せるかも知れません.
以下のページでnote公式がサイズや色を調整たテンプレートを用意してくれています。今回のnoteの見出し画像もテンプレートを利用して作ってみました.
ただし,一点注意があります.マガジンなどで画像が表示される際は正方形になるようです.画面から文字が溢れてしまうとかっこ悪いので,文字は中心寄せでまとめましょう.
9. 書く前に読んでおくべき4つのnote
今回のイベントでもお話にでてきた最初に読んでおくべきおすすめ4記事を集めました。そもそもどんな点を意識してnoteを書けばいいのかを,包み隠さずオープンに書いてくれています.
それぞれ印象に残った部分を引用してみました.面白そうだなーと思ったら,ぜひ一読しましょう.
まず相互フォローとか、そういうノウハウはドブに捨てろ。コメントやスキを連打するのも無意味。 上っ面のテクは、しゃがみ中パンチで浮かせてから、 天翔龍閃 (あまかけるりゅうのひらめき) → アバンストラッシュ → ギャリック砲の滅殺コンボに処するべきである。
一時期、noteというと、コンテンツが「売れる」「もうかる」ということが注目されがちでした。でもそれは、「続ける」ためのほんのひとつの要素にすぎません。 もちろん大事な要素ではあるんだけど、見てもらってうれしかったり、気の合う仲間ができて楽しかったりするほうがより根源的な価値なんじゃないかなと思っています。
noteはお店みたいなもので、ネタの仕入れから仕出しまでを安定したペースでこなすことで、「いつもフレッシュなネタが味わえるいいお店ね」と思ってもらえる、とぼくは思っています。
読みやすい文章は、パッとその文章を見た瞬間に「読みやすそう!」と思える。これは「文章の中身」というよりも「デザイン」に近いのではないかと思う。
(Pic4:合いの手を入れる志村さん)
10. 書くときのちょっとしたコツ
すぐに実践できるコツとして,「こまめに改行する」というのがあります.パソコンで書いている場合に起こりやすいのですが,いつの間にか長文になってしまっています.noteの読者もスマホアプリからのアクセスの方が多いとのことでしたので注意ポイントです.
具体的には,パソコンでの4行がスマホでは8行分にあたるようです.それ以上は長くならないように適宜改行をしましょう.
さきほどオススメに挙げた
にも以下のように指摘されています.
文章力に自信がある人は改行なしでも問題ないが、文章力に不安がある人は読者が「しんどいな」と思い始める4〜5行くらいで改行するといい。(だからこのnoteも改行、多いでしょ。)
11. 印象に残ったことば
「noteにはランキングや広告がない理由」が非常に印象的でした.
noteはページビューが他者に表示されないし,ランキング付けなどもされません.広告も表示されな為,ページビューを稼いで広告収入を得ようなんて考える必要もありません.なので読者を釣るような文章は不要です.
このようにしているのは,自分の興味のあるテーマについて誠実にnoteを書いてほしい.そしてnote読者との信用を築いていってほしいという想いからです.
一言一句この通りであったわけではないですが,このような趣旨でお話されていました.
これを聞いて,中国の古典『韓非子』の
「水は方円の器に随う(したがう)」
(人は交友・環境しだいで善悪のいずれにもなるというたとえ。)
という一節を思い出しました.良い環境からいいnote が生まれる。環境づくりって大事ですね!
今回のnote勉強会への参加を通じて,「クリエイターが真摯な態度でnoteに向き合える環境づくり」を心がけているピースオブケイクとnoteをさらに「スキ」になりました.noteを書いたり,サポートをすることでこれからも応援していきたいです.
2019年5月21日
KG
この記事が参加している募集
サポートのお金は,少し値段の高い マシュー・J.サルガニック 著『ビット・バイ・ビット -- デジタル社会調査入門 』(¥4,320)の購入資金にあて,noteに書評を書こうと思います.ぜひサポートお願いします\(^o^)/