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散歩でKindle読書続けてます「臆病者のための億万長者入門 Kindle版橘 玲 (著) 」その2 国民年金と厚生年金 そして生命保険

これも新しい知見だったので書いておく。
国民年金は払いゾンだという言説があるが、
この本によれば

・所得の再配分は国家の役割の大切な部分なので簡単には放棄しない。

・国民年金は平均余命を全うするとすれば利回りはいい。しかも国民年金は自分にとって不利だと思えば不払いの方法もある。これは違法ではない。

・厚生年金はあきらかに払い損になる可能性が高い。しかも給与所得者が厚生年金から逃げることはできない。


もういっぱつ。
生命保険について

生命保険は不幸の宝くじであって、すべてかけすてであるべき。
貯蓄部分はもの凄い手数料を払って積み立てているだけなので、それは自分で積み立てたり投資した方がいい。

病気への備えである医療保険も、健康保険に高額医療制度があり、保険内治療であれば月額の上限がある(世帯合算)のでそれほど備えは必要ない。
下図をみると、普通の月収であれば1ヶ月に4万4千円が医療費の上限ではないかと思われる。

医療保険のために月に数万円払っているとしたらあきらかに不要だ。それを溜めておいた方がずっといいように思える。

また入院給付金も最近は入院日数がすごく減っているので2週間以上の入院での支払などは、ほとんど必要ないものである。(本書では医療保険の入院給付金は、実際のところ意識的・あるいは無意識に休業補償として考えているし機能している、と橘氏は喝破している。慧眼だ)

という知見を得たので、僕自身も保険を見直そうと思う。ガン保険みたいな、病気の種類を特定した保険も、もう意味ないかな。すべての病気をカバーする物に切り換えようかと思うのだった。

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