保釈された刑事被告人の1日
保釈されて340日が経ちました。
もうすぐ1年、ここまで本当にあっという間でした。
今、私はどうしているかといいますと、逮捕前と「ほぼ」変わらない生活をしております。
「ほぼ」と書きましたが、保釈条件から若干の制約を受けております。
それは、2日以上の宿泊を伴った旅行ができないといったことだけです。
他に海外旅行は裁判所の許可が必要といった制約もありますが、ヒマがないので、そのような制約を課されても何の不自由もありません。
ただ、気をつけなくてはいけないことがあります。
私はこの保釈中において絶対に逮捕されることがあってはならないのです。なので、日常の生活には大変神経を使います。以前にもこちらで書きましたが、犯罪を疑われることは御法度です。
おそらく、痴漢等は普通の人より気をつけていると思います(笑)
逮捕されていなければ、きっとこんなことも気にしてはいなかったかと。
万が一にも別件で逮捕されれば、保釈保証金の500万円は没収&拘置所に収監されてしまいます。なので、家から一歩外に出る際は非常に神経を使うのです。
犯してもいない犯罪で起訴され、すんなり保釈されているものの、こういった形で神経を使うことに私自身納得がいっておりませんが、裁判が終了するまではどうしようもありません。
さて私の1週間ですが・・・
月〜金までは会社で仕事をしています。
基本的に午前9時半から午後6時半までの勤務ですが、最近は残業も多く、午後9時前後まで働いています。あ、平日の祭日もお仕事です。
高層ビルの中にオフィスがあって、とても眺めが良いのですが、景色を眺めて楽しんでいるヒマはありません。。。
土日は何をやっているのかといいますと、会社は基本的にお休みですが、仕事を持ち帰ることもあるので在宅で仕事をしていることもあります。
家で仕事をしていないときは、
・このnoteの執筆
→いつも2時間程度時間をかけて投稿しています!
・裁判資料(証拠)の検証
→気づいたことは弁護士先生にメールで報告
・読書
→最近の愛読書はもっぱら裁判関係の書籍
・買い物
→主に食料!?
・料理
→会社にはお弁当を持参しています。1週間分のおかずを作って冷凍庫へ♪
掃除とか洗濯は普段の日にやっていますので、土日に特別時間を割いてやるということはありません。
あと、お天気が良ければ、なるべく「散歩」するようにしています。
中年ならではの肥満対策ですね。
こんな感じでも日々の生活には感謝しています。
誤認逮捕され、冤罪を主張しても、何年何十年と刑事施設に収容されている(いた)人が現に沢山いるのです。私はまだ幸せな方です。
進行中の公判前整理手続ですが、検察は類型証拠の開示に難色を示しており、今月の期日回は中止になったようです。被告人のことや真相の究明より、何が何でも有罪に持ち込みたいという表れだと思います。一部の証拠物に関しては破棄したという報告が上がってきています。裁判も始まっていないのに、もはや異常です。
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