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応援団[社会人になったあなたへ]
応援団
私は、あなた達の応援団にはなれる
今日都内には雪が降っている
街が白くなっていくのは、気持ちいい
あなたが幼かった日を思い出した
朝起きると都内に珍しく雪が積もった
真っ白になった景色に興奮しはしゃいだ
先ず、庭に雪だるまを作った
つぎにお友達に会いに行く!と言いだした
いつもは自転車で行く一駅先のお友達の家
自分で歩いていくと言って利かない
15センチほど雪の積もった道は、3歳になったばかりの子供にはとても過酷な道だった
長靴の足は冷たいし、雪を踏みしめても踏みしめてもなかなか着かない
ほっぺは真っ赤になり泣きそうな顔・・・
結局最後まで弱音を吐かず歩ききった
もう雪の日には、〇〇ちゃんのお家には歩いて行かない!
そうなんだ、わかったよ
私にもあなたにもとてもいい経験だった
最後まで手を出さない、でもペースを合わせて一緒に歩く
私の足も本当に冷たくなったよ、よくがんばったね
自分で決めたことは、最後まで頑張ってみる
それは、あなたが自分で得た経験になる
どんな些細な経験も、とても大切な経験
社会人になったあなたは
今日も同じように大切な経験を繰り返しているだろう
私は知っている
あなたが当たり前のことと気にもしていない経験
その積み重ねがあなたの人生を豊かにし自信になり道を作っていく
私は、今日もあなたを応援している
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