いい塩梅を判断する技術習得

私は鬱になるといい塩梅がわからなくなって、レシピを調べて計量スプーン等を使って調理した。とにかく自信がない、決められなかった。

決めるのが怖くて仕方がない。

最近は、動けるから目分量で調理し、自分で味見して決めている。

買い物も献立が決められず、買い物リストが作れない。スーパー行っても決めてないし、浮かんでくる訳はなく、ウロウロして結局、いつも同じ物を買う。

買った物を使い切る覚悟を持ってメニューを決めなきゃロスが出る。
鬱の時はメニューを決めて、でも作らなかったらどうしよう…と、自分の事が信用できず悩んだ。

最近、職務経歴書とか履歴書を書く機会があり、自分の過去を振り返って考えた。
新卒で入った会社を5ヶ月で辞めている。
理由はここでは省略する。
ただ、今思えば、自分のいい塩梅がわからなかったんだろうと思う。
当時は学生からの延長で物事全てに正解があると思い、良く見せたい、評価されたいが先に立ち、自分の見られ方ばかり気にしてた。

この時にいい塩梅がわかっていたら、仕事の仕方も素直に助言をきける態度がとれていたかも。わかないものはわからない…ときいてイイのに…。怖かった。

いい塩梅の身につけ方って、なんだろうって考えた。
それは、家事をすること。料理をすること。
自分のこれでいいを知る。
料理のこれでいいを知る。
材料足りなくても他で代用する、もしくは足らない材料でも作る。
掃除、これくらいで大丈夫を知る。
毎日のことだし、子どもがいればいつも汚され、散らかされ…やったのが無駄に思える…。

そんなこんなで、自分に折り合いつけてこれでいい、と思える技術を『いい塩梅』と書いてみました。

あと、いい塩梅を身につけるにはある程度の 時間、嫌な事でもやり続けることが必要だと思う。見切りの付け方や自分の向き不向き、好き嫌いの基準が知れる。

そして、本当に自分には向いてない、嫌だと思うなら、それをやらずに済む方法を模索する。

例えば、家事料理が嫌ならお手伝いさん雇える位の収入を得るとか。
事務仕事、スケジュール管理が苦手なら、秘書さん雇うとか。。。

他の人にやってもらう様にするには稼げ、ってこと。
それを、家族の役割分担でカバーしたり両親に援助してもらったりで対応するパターンが一般的なのかなぁ…。

これでいい…と決めれることは自分軸で決めれるということ。
この技術は、生活をラクにする。

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