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日本の経済再生は、労働生産性の改善だよね③衆議院東京15区の補選で問題視したいのは、投票率の低さでした。これは既存の政党や政治家への諦めというよりも、既存の投票システムと、精神論の選挙運動が原因だったら問題は根深いです。

脅迫文、無言電話、
いやがらせメールなどが、
未だ続いていています。
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さて。722人の精鋭で、
約115兆円の予算配分をする。
これが国会議員の大きな仕事の一つです。

だからいつも思うのです。
出口が「約115兆円の予算配分」
と決まっているのに、
入口が精神論でいいのかな。

「勝たせてやってください!」
「押し上げてやってください!」
「⚪︎⚪︎スピリッツで改革します!」
「彼女の言葉は言霊だ!」

こんなお願いで有権者に
自分への投票を促す選挙活動。

選挙カーから、街宣車の上から、
駅に立って、交差点に立って、絶叫する。
聞いていても具体的な政策よりも、
他候補や他党を貶める話も多い。

今の選挙制度や当選パターンを考えると、
これしか方法がないのは
わからないでもない。

日本維新の会が議席を伸ばしている強さは
運動量と理解されている。
大阪での成功事例だ。
地方議員を増やして運動員を確保し、
選挙期間中の活動を活発にする。
それこそ魂の活動なのだろう。

否定はしない。

ただし、この精神論での魂合戦に、
有権者は希望を抱けなくなったことが、
投票率が下がっている原因なのではないだろうか。
そして、この投票方法にも
嫌気がさしているのではないだろうか。

東京15区では、金澤候補を応援していた。
それは維新公認はもちろん、
前の衆議院選挙で落選してからも、
選挙区で活動を続けてきたこと、
落選者はほとんどの残っていない。
他の維新での選挙の応援をしていたこと。
自分の衆院選はいつあるかわからない状態で、
献身的に所属する東京維新を支えた。

それと、もう一つ支持する理由があった。

あるAbemaの番組にゲスト出演していた際に、
この数年間のドブ板的な活動に
疑問を感じていると話していた。
精神論なら関係者を怒らせそうな話です。
私からしたらごもっともと納得です。

5年で辻立ち15000回もして、
それでも足りないと言われる運動量。
金沢候補の得票率は2021年本選18.8%で、
2024年補選は16.7%に低下しているそうです。
運動量での当選の限界です。
つまり生産性が低いのですね。

今回の公約に党とは趣が異なる公約を掲げていた。

6,  デジタル化の促進
ブロックチェーン技術等を活用したインターネット投票(スマホ投票)の実現を目指すとともに、マイナンバーカードを活用したコンビニ投票を導入するなど投票方法の多様化を進めます。公文書の管理・保存についても総デジタル化を原則とし、
ブロックチェーン技術等の導入により徹底した書き換え・改ざん防止の仕組みを構築します。

生産性をあげたいのですよね。
辻立ち15000回の反動のような気もするのですね。


日本維新の会は「運動量による当選」という
大阪での成功体験がある。
この方法を他の地方でも本部は推奨する。
もちろん東京でもこの方法で維新は選挙に望む。

間違いではない。

維新は特定の支持団体がない。
欲しくてもないのだ。
よって地方議員やボランティアの
運動量が投票数に直結すると考えている。

金澤候補もそれに従って活動してきた。
そして負けた。
生まれも育ちも江東区の須藤候補に負けてしまった。
5年の辻立ちよりも、
生まれも育ちもの価値に負けた。

それでも金沢候補は
投票日翌日から駅で
お見送りをしているそうです。

理系の大学を出ているそうです。
リケジョを当初キーワードにしていましたね。
このままでいいと思っているのだろうか。
思っていても運動量主義の党に
言えないのだろうか。

三度目の挑戦で戦うのは
自民候補と立憲候補と
須藤候補と戦うことになるのだろう。
この運動量作戦では、
限界があるだろう。
そもそも賢い彼女なら疑問も抱くだろう。
同じことを三度繰り返しても、
須藤候補の登場で、
得票率で比例復活も難しくなった。
流石に三度目の落選で
モチベーションも尽きる可能性も高い。

大阪の成功事例は
東京では通用しない。

入口を変えないと、
出口はまた同じ。落選となる。

改革政党なら、
政治家とはこういうものだ。
政治活動とはこういうものだ。
選挙活動とはこういうものだ。
一度リセットして、
大阪維新の成功体験以外の
方法も考えてみませんか?

今回の金沢さんの得票率の低下で計算すると、
次の衆院選で東京維新は全滅で、
比例復活の可能性もないそうです。

7月の都議選で東京をどうするといった
具体的な目的も出口もなく、
改革したい!の魂の演説で
政治的怒りを爆発させると、
こちらも全滅の可能性も。

統一地方選から万博問題が
明るみになったこの一年で、
空気は変わっているようです。

東京には東京の戦い方があると思います。

運動量の問題なのでしょうか?

入口を精神論から政策論に変えてみては。

無党派層が投票に行く政策を期待しています。


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