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【完全無料】図書館を使って読書を習慣化する「ライブラリー・ドリブン・リーディング」

こんばんは、はやしと申します。

突然ですが、読書はお好きですか?
私の周りでは、読書の重要性は理解しているが、実際に本を手に取るまでには至らない。
また、読み始めても、途中で興味を失いがち。

そんなお話をよく聞いたりします。

そんな方に向けて、実は読書好きな私が
図書館を使った読書法をご紹介します。

前半は自分語りをしておりますので、
実践方法を知りたいという方は「ライブラリー・ドリブン・リーディング(Library-Driven Reading)とは」にお進みください。


私と図書館の出会い

私が図書館のヘビーユーザになったのは、社会人になってからです。

学生時代、私は読書にあまり興味がありませんでした。
しかし、社会人になり自己啓発の必要性を感じ始めた頃
なんとなく近くにあった図書館を利用したのがきっかけです。

最初は面倒くさいなと思っていましたが、
何度か利用してみると、その便利さと魅力に気づかされました。

私の図書館の貸し出し履歴を確認したところ、2019年5月21日から今日までの約5年間で、延べ322冊借りているみたいです。(すべて読んだとは言っていない)
図書館との出会いがなければ、これほど多くの本を手に取ることはなかったでしょう。

ちなみに、先日図書館で借りた『瞬考』は、AI時代の生存戦略について
多くの気づきを与えてくれました。

図書館のおかげで、こんな素晴らしい本に出会えたことに感謝しています。

おトクな図書館を利用する

図書館は、皆さんお支払いしている住民税を使って運営されています。

膨大な種類の書籍の中から好きな本を無料で借りることができるというのが大きなメリットでしょう。

そして継続するための強制力として、返却期限があるというのがポイントです。
私も、このおかげで読書が続けられているかなと思っています。

この辺りを踏まえて、私の「ライブラリー・リーディング・メソッド」をご説明します。

※私の住むさいたま市の状況を書いておりますので、地域によってサービスに違いがあるかもしれません。

ライブラリー・ドリブン・リーディング(Library-Driven Reading)とは

私が実践している読書法は、「ライブラリー・ドリブン・リーディング」と名付けました。
この方法は、図書館を活用することで、完全無料で読書を習慣化できるというものです。

「ライブラリー・ドリブン・リーディング(LDR:Library-Driven Reading)」(以下LDR)という名前は
ソフトウェア開発の手法である「テスト駆動型開発(Test-Driven Development)」から
インスピレーションを得ています。
テスト駆動型開発では、まずテストを書くことから始め、
そのテストを満たすようにコードを書くというプロセスを繰り返します。

同様に、LDRでは、まず図書館で本を借りることから始め、
返却期限までに読了するというプロセスを繰り返します。
図書館の返却期限が、読書を進めるための原動力となるのです。

LDRの概要

私の家から徒歩3分の場所に、小さい図書館があります。

その図書館には欲しい本がないことも多いですが、
予約機能を利用して地域の全図書館にある書籍を
取り寄せることが可能です。

予約した本が最寄りの図書館に届いたら借りに行き、
期限に急かされながら読んで、読み終わったら返却するだけです。

その間に、読んだ本の学びをnoteやTwitterに
アウトプットまでできれば最高です。

LDRの実践手順

1. 気になった本を見つけたら、とりあえず図書館のサイトで検索して予約する
→Xで誰かがおすすめしていたら即検索して予約するくらいのノリです。

2. 予約した本が最寄りの図書館に届いたら、取りに行く(ついでに図書館でほしい本がないかチラ見)

3. 借りた本を読む

  • 図書館で読む

  • 自宅で読む

  • 移動中(バス・電車)に読む

4. 読書中に気になったところをスマホにメモったりして、気が向いたらSNSにアウトプット

5. 返却期限がきたら、最寄りの図書館に返却

LDRのメリット

1. 無料で本を借りることができる

本の多くは1000円から、専門書とかだと数千円するものもありますが、すべて無料で読めるというのが魅力です。

2. 膨大な書籍の選択肢がある

特定の図書館の本だけではなく、
地域(私の場合はさいたま市)の図書館がたくさんありますので
それらに置かれているすべての本を借りることができます。

3. 予約で最寄りの図書館に取り寄せられる

予約をすることで、地域の各図書館にある書籍を
最寄りの図書館まで取り寄せることができます。
この予約機能を使って、「2. 膨大な書籍の選択肢がある」を
効率よく活用できます。

4. 静かで集中できる環境が提供される

自宅だと集中できないという方は、図書館の静かで集中できる環境で
読書することをお勧めします。
周りの人も本を読んでいるので、自分も読まければという強制力が働きます。

5. 返却期限があり、それまでに読まなければという強制力が働く

個人的にこれが最大のメリットだと思っています。
借りたのに読まずに返却するのはもったいない、
計画的に読まなきゃという気持ちが働きます。

LDRのデメリット

1. 人気のある本の待ち時間が発生

人気の本は予約数がとても多く、
借りられるまで数か月や数年かかる本もあります。

読みたいと思ったときがその本の旬なので、
思い切って買ってしまうというのもいいと思います。

2. 図書館の場所や利用時間に制約がある

図書館が近くにない場合は、行くのが大変ということがあります。

また、利用時間も夕方早めにしまってしまうところがあったり、
休館日もあるのでよく確認してから行くことをお勧めします。
(行ったのに閉まっていたというのは悲しい。。。)

さいたま市の場合は、予約をして届いた本は
2週間ほど取り置きしてもらえます。
そのため、2週間の中でタイミングが合ったときに
取りに行くということができます。

私は2週間の取り置きの間にタイミングの合う時を見計らって
まとめて受け取りに行くようにしています。

3. 返却期限に制約されるため、読書のペースを自由に調整できない

これは借りる以上仕方がないことですね。
期限を気にせずゆっくり読みたい方は購入を検討しましょう。

4. 返却後は読み返したいと思っても読み返せない

何度も読み返したいと思った本は、
ぜひ購入して手元に置いておきましょう。

5. 著者にお金が入らない

応援したいと思った著者の本は、迷わず新品を買いましょう!

まとめ

以上、私の考案したLDRについてまとめてみました。

図書館は読書の強い味方です。
本を読むことで知識が広がり、新しい発見や感動を得られます。
そんな素敵な読書体験をLDRで始めてみませんか。

最後に、読者の皆さんに質問です。

あなたの読書術やコツがあれば、ぜひ教えてください!
皆さんからのアイデアをシェアしながら、
一緒により良い読書ライフを築いていけたら嬉しいです。

この記事がどなたかのお役に立てたら幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!

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