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またまた栞を作っている話

 以前本にはさむ栞を自作している話を書いた。

 その頃、書店で本を買ってもしおりをつけてくれなくなったということを書いたのだが、あれから2年経って状況はまったく変わっていない。それどころか、最近は「この本を買ったら栞がついてきます」というような、本を購入した際のノベルティになっている例すらある。あまりにせこい話だ。

 もっとも、レジ袋が有料化し、プラのスプーンやフォークが有料化し、そしてどさくさ紛れに紙袋まで有料化される時代だ。栞なんか無料で配るものかという書店の決意すら感じでしまう。丸善で単行本(ハードカバー)を10冊買っても紙袋1枚ついてこないなてことがあっていいのか。

 と、前置きが長くなったが、そんなわけでまた栞を作っているというわけだ。個人で使うものなのでどんな絵柄にもできるのがいいところだ。用紙ははがき用の厚めのものを使っている。個人的につや消しの紙がすきなのでそういうのを選んでいる。紙厚は0.28mm。これぐらいだと栞がしっかりしているのがいい。

 はがきサイズを横置きにして、縦に短冊状の4分割で切断するとちょうどいい感じの栞ができあがる。以前は4等分していたのだが、なんかもうだいたい4つに切り分ければいいかなという感じで結構バラバラな幅の栞ができあがっているが、そういう不揃いなところも自作する楽しみである。

 それはそうと、書店は栞や紙袋ぐらい配らないでどうするか。今どきリアル店舗に来て買い物する客を大事にしろよ。

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