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究極タイガーが待ち遠しい話

 近々、エムツーが移植/開発を担当した『究極タイガー』が発売されるらしい。なんでもそれに向けて秋葉原Heyでロケテならぬフィールドテストというのを行っている。

 以前PS4用に『バトルガレッガ』が発売される前にも、Heyでロケテが行われていた。そのときはわざわざ秋葉原まで足を運んで遊んでみた。そのときはプレイ中にゲームがフリーズしたりして、まあそれもご愛嬌なのだが、実際ゲーセンで実物をプレイすることでゲームの発売に期待感が高まったのも事実だ。

 実を言うと『究極タイガー』は、10年ぐらい前にアーケードゲームの基板を買い始めた頃に一番最初期に買った1枚だ。その昔ゲーセンでも繰り返し遊んで、それだけに愛着のあるゲームだったということだ。

 家庭用としては、1996年、プレイステーション用に『東亜プラン シューティングバトル1』として移植されていて、これも当時買った。ちなみにこのシリーズは1以降発売されていない。96年と言うと、東亜プランのゲームは一部マニアに人気があったぐらいで、それほど取り沙汰されているゲームメーカーでもなかったのだろう。

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 とは言え、ゲーセンに『究極タイガー』が登場したのが1987年。それから9年も経って移植が出て、さらにそれから24年でまた移植されるということで、その根強い人気には驚かされる。もちろん僕もこのゲームのファンなので嬉しい限りだ。しかも今回はエムツーの極まった移植ということで、初心者に優しいモードや、練習モードにも期待が持てる。それが何よりも嬉しいのだ。

 思い出すと、『究極タイガー』がゲーセンで稼働していた当時よく遊んではいたが、当時は連射ボタンもなく、タイトーのゲーセンで使用されていたテーブル筐体はボタンが固く、どちらかと言えば地獄のようなプレイ環境で遊んでいた。6面、7面辺りへ到達するのがやっとで、未だに10面まで行ったことがない。『究極タイガー』のファンを名乗りながら、これは自分にとってちょっと忸怩たる思いであった。ゲーマーとして、好きなゲームを1周もしていないということにちょっと後ろめたい思いもあった。

 今回、家庭用として『究極タイガー』が発売されれば、家でじっくり攻略ができる。もちろん基板持っているんだから基板でやれよ、という話もあるのだが、やはりトレモ(トレーニングモード)的なものがあれば効率は上がる。今度こそ10面まで行きたい。そんな思いでいっぱいなのだ。

 未だ『究極タイガー』の発売日はアナウンスされていないが、エムツーのことだから、突如「明日発売します!」ぐらいの勢いで売り出すに違いない。その日を心待ちにしている。早く遊びたい、『究極タイガー』


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