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本は書店に行って買っている

 ときどきnoteにも書いているのだが、本は近所の(近所じゃないときもあるけど)書店に行って買っている。

 思い返すと、2000年頃からAmazonを使うようになって、主にCDと本、それからゲームはAmazonで買う日々が続いた。Amazon便利だなーと思っていた頃だ。

 2015年頃からは自然にAmazonを使うことが減り、特に本は実際の書店で買うようにしている。これは、自分の本に対する興味の範囲がかなり広がったことが原因だと、自分では分析している。

 欲しい本が明確に決まっている場合は、ネット書店で狙い撃ちで買うのだが、書店で欲しい本を決めずに、並んでいる本からピンときたものを買う。そういう体験が自分にとって大切だと感じ始めたのである。

 そんなことがここ数年続いているが、ここに来てAmazonの商品がかなりいいかげんになっている噂を聞く。以前から、返品された中古商品が届いているんじゃないかという話が出てきたり、届いた商品の箱が開けられて別の商品が入っていたり、または空だったり、そういうことが頻繁に起きているらしい。

 僕自身も最近のAmazonの商品は、届く時間、無名メーカーの粗悪品、曖昧な商品情報表示など問題点が多すぎると感じていた。実際、そういう商品を手にしたこともある。

 と言った感じで、便利に使っていたAmazonの質が悪くなったことも重なり、ますます本は書店で買うようになってきたのだ。10年前は「これからはネット通販が栄えて近所の店はすべてなくなる」という論調すらあったのに、最近は逆のことが起きているようだ。

 そんなわけで、本だけでなく他の商品もこういう機運が高まり、街に店が戻ってきてほしいなんて思っている次第だ。まあ、そこまではなかなか難しいところではあるのだろうけど。

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