マガジンのカバー画像

本読む衆生

105
読書に関する話題を集めました
運営しているクリエイター

2020年3月の記事一覧

羆嵐 (新潮文庫) | 吉村昭

※ストーリー序盤について若干触れます  突然だが、僕は熊小説が好きだ。熊小説と言っても、…

keigo
4年前
12

本を買ってきた

 久しぶりに(?)本を買ってきたので、読む前に備忘録メモ。(と言いつつ、年末年始に買った…

keigo
4年前
17

完璧な家 (ハーパーBOOKS) | B・A・パリス, 富永和子

※ネタバレなし、書籍紹介の説明文程度の記述あり  というわけで、イギリス人作家B.A.パリス…

keigo
4年前
9

ゲームと読書の間で

 今さら言うまでもなく、僕はゲームが好きだ。好きなだけではない。同年代の人たちと比べると…

keigo
4年前
43

日常に隠れているサイコパス - 「プチサイコパス」の話

 こんばんは、皆さん。突然ですが、皆さんはサイコパスの話は好きですか。僕は大好きです。 …

keigo
4年前
17

孤舟 (集英社文庫) | 渡辺 淳一

 孤舟とは、ただ一隻だけ孤独に浮かんでいる船のことだ。この小説は、定年退職し、悠々自適の…

keigo
4年前
11

まほり | 高田 大介

※ネタバレなしです  『図書館の魔女』シリーズの高田大介による、民俗学ミステリ『まほり』。赤い円が無数に配されたシンプルながら魅惑的な装丁で、「これは何か来てるんじゃないの?」という予感がして手にとった1冊だ。  社会学を専攻する大学院生の主人公は、上州のとある村で、いたる所に貼られている二重丸、「蛇の目紋」と、それにまつわる都市伝説に興味を持つ。なるほど、表紙の不気味な円は、この蛇の目紋のことか。  土着的な因習をテーマにしたホラーやミステリには、どことなく惹きつけら

騒がしい楽園 | 中山 七里

※ネタバレはないですが、物語の展開について簡単に触れます  先日noteにも書いた、12ヶ月連…

keigo
4年前
5

セロトニン|ミシェル・ウエルベック ,  関口涼子 訳

※主人公の心のありようについて言及しています。未読の人は注意!  ミシェル・ウエルベック…

keigo
4年前
4

『復活の日』が売れているらしい

 小松左京の小説『復活の日』が売れているらしい。ただのネット上の噂かな、と思って、Amazon…

keigo
4年前
11

書評と感想

 noteに本の感想を投稿する際、いつもタグの付け方で迷う。「書評」がいいのか、「感想」がい…

keigo
4年前
11

図書館の話

 ときどき図書館へ行く。本屋が好きなぐらいだから、当然図書館も楽しい。一度行けば、2,3時…

keigo
4年前
20