【大損!株で還付申告、国保の保険料が上がる?】

【大損!株で還付申告、国保の保険料が上がる?】

結論から言うと、
株取引で確定申告したら国保料は上がります。
場合によっては大損失の可能性もあります。

株取引をしている場合の確定申告に関する注意点について解説していきます。

まず、株取引の基礎的な内容について
・預金するためには銀行口座が必要
・株の売買の為には証券口座が必要
さらに証券口座の中には取引口座というのがあり、一般口座・特定口座・NISA口座などがあります。

この一般口座・特定口座には運用益に課税がされます。
NISA口座で取引された結果発生した運用益は
課税されません。ここまでは基礎的な内容。

特定口座の源泉徴収あり、というのを選択している場合、運用益が発生した都度、源泉徴収されます。

この場合は源泉徴収されたことで納税が完了するので、わざわざ確定申告する必要性はありません!

1つの証券口座で運用している場合は特にこれで問題はありませんが
2つ以上の証券口座で運用している場合、片方で利益、もう片方で損失が出た場合。
利益が出た側の税金をもう一つの損失で消したら、税金の還付を受けることが出来ます。
その場合は確定申告をする方が良い。

目先の利益のために確定申告をすると
所得金額が上がって国民健康保険の保険料が
上がる場合がある。

なので場合によっては、税金の還付額よりも
保険料の追加納付分のほうが高くつく可能性が
あります。

笹圭吾【じてこ先生SASA】
元国税調査官・税理士/作家/(一社)次世代税理士研究会理事長

* 2022年 日本ビジネス書新人賞グランプリ受賞「あの〜〜〜、1円でも多くお金を残すにはどうしたらいいですか?」販、売中

*SNS総フォロワー数32万人超

*メディア出演等依頼はDM下さい

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