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プレパパ・ママの負担を減らすには

ちょっと前のことなんだけど、子どもが生まれる世帯に向けて10万円を配布するよっていうニュースを見た。



この10万円があるから産もうか〜!っていうのは、絶対ない。補助金というものも賛否両論あるけれど、自治体がなにかしらのタイミングで補助金的なものを出す必要性がある場面もなくはないとおもう。



けど、ひとりひとりに配る補助金って、そのだした金額しか効果がない。これは公務員時代からおもっていたこと。税金の本質って一人でできないことをみんなでやって、みんながなるたけハッピー!ってなること。もちろん、ひとりひとりのケアも大事だよ。そのうえでそのケアをしなきゃいけない状況をつくってるシステムを改善することやもうちょっと川上のことに目を向けては、、、と思わざるを得ない。

もしぼくなら、現場のプレパパ、ママの負担をなくすセットを作るのにお金を使いたい。全国どの自治体でも同じフォーマット。クーポンあっても、これから生まれるぞっていう人に、短着、長着とかが必要って子育て本に書かれていても、買いに行くのも大変なのよ。何を用意したらいいか全然わからんのよ。

そのめんどくささ、大変さを一挙に解決したい。。。!
実はもうね、北欧でアンサー済みです。その名も「ファインランドの赤ちゃん箱」北欧のユース研究の第一人者のたつまるさんが紹介してくれます。


箱自体がベビーベッドとしても大活躍のフィンランドの赤ちゃん箱ですが、中に入っているグッズもかなり濃い内容なんです。乳児期の赤ちゃんがいる家庭に必要なものがぎっしり入っており、その数なんと50アイテム。ボックスをすぐにベビーベッドとして使えるように、シーツやマットレス、毛布なども入っており、そのほかたくさんのベビー服やよだれかけ、靴下、おもちゃなどこのボックスだけで出産の準備は万端! 生後一年ぐらいはこのボックスだけでやっていけそう。

tatsumarutimes.com


必要なアイテムがすでに50個!!!
こういうセットを配るだけ最初のハードルがだいぶ減ると思うんです。何が必要だ、あれが必要だ、短着って?布団は?っていろいろ考えるだけで大変だし、めんどくさい。そのこと以外に脳みそのメモリを使いたいところ。さしあたり大丈夫!っていうのがもらえると、ありがたいし、めちゃくちゃ心理的負担も減ると思う。このセット(140ユーロらしい!今の円安だと2万円くらい?)95%の人がこのボックスを選ぶのだってさ。


どうかなぁ。


現場からは以上です!



※ちなみにうちが用意したもの(うる覚えです。。。)
・長着を10枚数程度
・ロンパース10数程度 (秋生まれだったので、長袖)
・お出かけ用のふく
・お出かけ用の防寒類(帽子、靴下など)
・おむつ(新生児用)とお尻ふき
・赤ちゃん用保湿(ヴェルダのものにしました。)
・産褥ショーツ、生理用品と併用
・バスタオル4〜5枚(おくるみは買わなくても、大きなバスタオルでいけました。)※バスタオルは、お風呂あがりにも使えるし、おくるみやかけ布団にもなります。)
・布団セット
・ベビーベット
・新生児もOKのチャイルドシート
・ミルク
・爪切り
・鼻みず吸器
・赤ちゃん用アイテムの整理用品

パッと、思い出しただけでも結構あります。これだけ用意するだけでも、大変だった記憶が。他にももっとあったような。。なんせ50アイテム赤ちゃんBOXに入ってるから、それくらい手間がかかるということなんです。

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