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花見のできるスパ銭〜美しの湯

毎年のように訪れる銭湯が高井戸にある。それがこの、美しの湯。
25日(金)の情報では、まだ一分咲きとのことだったが、先週末は暖かくて一気に開いていく桜の花を見ていたら我慢がならず来てしまった。

地下1600mより湧出する琥珀色の源泉

内湯に入るとかかり湯があるが、これがもう温泉なのだ。手桶で浴びるだけでなめらかな水質にびっくりする。
サウナに水風呂、ジェットバスに琥珀色の温泉と、これだけでも素晴らしいのだが、ここに来る目的は露天風呂だ。

外風呂

屋外には、縄文風呂名付けられたスチームサウナと、週替わり風呂と、温泉がある。
週替わり風呂は炭酸泉とシルキーバスだが、私が行った27日(日)は私の好きな炭酸泉だった。やったね。
温泉は上湯と下湯があるので、熱湯が好きなら上湯、ぬる湯が好きなら下湯と、自分の適温を探せるのもいい。

花見を満喫するために

行く時間帯も重要だ。
どうせ行くなら、明るい時の桜と夜桜を両方満喫したい。
そのためには、夕方の日が沈む前に入るのがおすすめだ。

男風呂に立派な桜が咲いていて、女風呂からも鑑賞できる。
満開とはいかないが、十分だ。
そして、女風呂にはさらにもう一本品種の違う桜が咲いており、こちらはほぼ満開だった。
男風呂の桜はライトアップされるのに、女風呂の桜はライトアップがないのがなんとももったいない。

この両方の桜を愛でながら花見湯をするには、週替わり風呂の奥のほうに陣取るのがベストポジションだ。
女風呂の場合はどうしても覗きを防止しなければならないので、露天風呂と言いつつも壁もあれば屋根もあってただ外気が入るだけというところが多いが、ここは見上げれば空だ。あいにくと今日は曇り空で、月は見えなかったが、これもまた渋くていい。

今週末は花びらがはらはらと舞い散る中の花見風呂かもしれない。
お近くの方は行ってみてはいかがだろうか。


世界や自分自身をどのような言葉で認識するかで生き方が変わるなら、敬意を込めた敬語をお互いに使えば働きやすい職場ぐらい簡単にできるんじゃないか。そんな夢を追いかけています。